皮脂を落としても落としてもきれいにならない場合、インナードライ肌になっているかもしれません。
インナードライ肌はメンズに多い肌トラブルのひとつで、気が付かないうちに発生していることも。
今回は、そんなインナードライ肌がどのようなものかを解説しつつ、対処法やおすすめの肌ケアアイテムをご紹介します。
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記事を読む前に！ 老けて見られた経験がある方は読んでみてください。
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インナードライ肌とは？
肌トラブル改善には、なぜそのトラブルが発生するのかを知っておくことも大切です。
インナードライ肌がどのようなものなのか、なぜ男性の肌に発生するのかを解説します。
まずは肌ケアに必要な基礎知識を覚えていきましょう。
インナードライ肌の特徴
インナードライ肌とは、肌の表面は皮脂でベタベタしているのに内側の水分が足りない状態です。
肌は本来内部に水分を生み出し、蓄える機能があります。
水分が足りないときは皮膚表面に皮脂を分泌し、内部の水分が逃げださないような状態を作り出します。
乾燥肌なのにオイリー肌と同じような肌トラブルが起きるのは、このためです。
実は男性に多い
男性の肌は個人差があるものの、水分量が少なく皮脂が多い傾向にあります。
また、髭剃りやケア不足など、肌荒れの原因を招きがちな環境なのも影響しています。
このことから男性の肌は、もともとインナードライになりやすい環境にあるといえるでしょう。
インナードライ肌を改善するには、普段から肌にあったケアをしてあげる必要があります。
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インナードライ肌の原因
人間の肌は人によって状態が異なるため、肌トラブルの原因もさまざまです。
インナードライ肌を改善するには、肌トラブルの原因に合わせたケアを行わなくてはなりません。
男性の肌がインナードライの状態になる主な原因を解説します。
自分の肌に当てはまるものがないか、振り返りながらご覧ください。
肌ケア不足
インナードライになってしまう原因のなかでもよくあるのが、肌ケア不足です。
肌のバリア機能が正常に働いていても、水分はどうしても失われてしまいます。
結果、肌は水分を逃がさないようにするために皮脂を過剰に分泌するようになります。
また、間違った肌ケアが原因であるケースも考えられます。
- 肌が十分に保湿されていない
- 化粧水の後乳液やクリームでふたをしていない
化粧水は肌に水分を送るためのケアですが、肌のタイプによって十分な量は異なります。
また、きちんとケアしてもそのあとに乳液やクリームでふたをしてあげなければ、水分が蒸発してしまいます。
どんなにケアしても肌トラブルが改善・緩和しないと悩んでいる場合は、正しいケアができているか振り返りましょう。
外部刺激
肌トラブルの原因は、ケア不足だけではありません。
外部からの刺激により、インナードライ肌が発生するケースもあります。
- 紫外線（UV-B）
- エアコン
- 気温や風
紫外線やエアコンによる刺激は、肌の水分を蒸発させ水分不足を引き起こします。
夏場の高い気温や、秋冬の厳しい寒さや強い風も同様です。
特定の季節・条件になると肌がべたつく・落ち着かなくなる場合は、それが原因でインナードライ肌が発生しているのかもしれません。
生活習慣や食生活の乱れ
栄養バランスの崩れた食事や、不規則な睡眠時間もインナードライ肌の原因です。
肌はターンオーバーと呼ばれる働きにより、傷付いた古い肌を新しいものに交換することで健康的な肌を保っています。
不規則な生活や栄養・睡眠不足が長く続くと、ターンオーバーの働きが乱れてしまう可能性があります。
暴飲暴食や不規則な生活をしていると肌がベタベタになる場合は、肌ケアとともに規則正しい生活が必要です。
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インナードライ肌の見分け方
インナードライ肌は、一見するとオイリー肌や乾燥肌によく似ており、判断するのが難しい肌トラブルでもあります。
自分の肌がインナードライ肌か、見極める方法もおさえておきましょう。
インナードライ肌・乾燥肌・脂性肌の見極め方を、それぞれ解説します。
乾燥肌とインナードライ肌
乾燥肌とインナードライ肌の見極め方は、以下3つのポイントに該当するかで判断できます。
- 乾燥している範囲
- ベタつきの有無
- 洗顔後の肌の状態
乾燥肌は全体的に肌がカサカサですが、インナードライ肌は部分的です。
肌の乾燥が口周りなど一部だけに発生しているなら、インナードライ肌である可能性が考えられます。
また、乾燥肌は水分だけでなく油分も少ない肌質のため、カサカサしても皮脂でベタベタになることはあまりありません。
肌のカサつき・ゴワつきがあり、時間帯により皮脂で肌がベタベタすることがあるなら、インナードライ肌に陥っているといえるでしょう。
このほか、洗顔後の状態でも判断できます。
洗顔後、肌がつっぱりケアしない限りカサカサの状態が続くなら乾燥肌、しばらくすると皮脂でベタつくならインナードライ肌です。
脂性肌とインナードライ肌
脂性肌との見極めは、以下のポイントで判断します。
- 肌の水分や弾力
- 肌がテカる時間帯
- 肌トラブルの種類
脂性肌は、油分が過剰なだけで肌の水分や弾力は十分あります。
一方、インナードライ肌は水分もないため、肌を触るとベタベタしているのにゴワつきを感じるはずです。
肌がテカる時間も異なり、脂性肌はケアしない限りは常にテカリがちですが、インナードライ肌は時間帯や環境により乾燥とテカリを繰り返します。
肌トラブルが発生している場合は、その内容でも判断可能です。
毛穴の黒ずみや目立ちなど皮脂が原因の肌トラブルが起きているなら、脂性肌でしょう。
一方、テカっているのに皮むけや粉拭き・ゴワつきがあるなら、インナードライ肌の可能性が考えられます。
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インナードライ肌の対策方法
インナードライ肌になっていた場合、正しい肌ケアをこまめに行う必要があります。
インナードライ肌の改善に役立つケア方法を学びましょう。
間違った肌ケアを続けていると、インナードライが悪化する恐れがあります。
ケアをしているのにインナードライ肌になっている方は、ケアを学ぶだけでなく、自分のケアが間違っていないかもチェックしながらご覧ください。
正しい洗顔
洗顔は古い角質や余分な皮脂を洗い落とす、スキンケアの基本です。
しかし、指でごしごしこするように肌を何度も洗ってしまうと、肌を傷付けるだけでなく必要な皮脂や水分も洗い流してしまいます。
インナードライ肌を健康な状態にするには、以下のように正しい洗顔が有効です。
- 顔全体をまんべんなく濡らす
- 洗顔料をよく泡立て、指に乗せる
- 塗れた肌に直接触れないように、泡で肌を優しくこするように洗う
- 洗い終わったら泡が残らないようしっかりすすぐ
肌を傷付けないように、泡で包み込むように優しく洗うのがポイントです。
メントールなどのスースーする成分が入っているものや、スクラブなどの研磨剤が入っているものは避けましょう。
化粧水と乳液を使った保湿
洗顔後の肌は水分と油分が足りない状態です。
特にインナードライ肌は水分が足りないため、多めに保湿してください。
保湿の際は、化粧水を一回分手に取り、手のひら全体に広げたら顔にギュッと押し込むように浸透させます。
化粧水を押し込むように浸透させることで、よりしっかり保湿できますよ。
また、保湿後肌を触って水分がきちんと補給されているかもチェックしましょう。
保湿後もゴワつきなどを感じる場合は、再度化粧水で保湿してください。
保湿後は乳液やクリームで肌にふたをすることで、水分が逃げるのを予防できます。
化粧水同様、一回分を手のひら全体に取り、まんべんなく塗ってください。
なお、水分が残っている状態で乳液を塗っても効果が上手く発揮できない可能性があるので、化粧水がきちんと肌に浸透してから使いましょう。
生活習慣の見直し
以下のような習慣は健康に影響を与えることで有名ですが、肌トラブルの原因にもなります。
- 栄養バランスの乱れた食事
- 暴飲暴食
- 睡眠不足
心当たりがあるなら、できるだけ早めに見直しましょう。
どんなに肌ケアをしても、生活習慣が乱れている状態では十分な効果を発揮できません。
栄養バランスのとれた食事をとりつつ、水分を普段よりも多めにとるようにすると内側からも保湿できますよ。
睡眠不足が気になる場合は、就寝1時間前にぬるま湯のお風呂に入るなどの対策が有効です。
人により必要な睡眠量は異なりますが、最低でも7時間はまとまって眠れる時間を確保してください。
紫外線対策
紫外線は肌荒れや乾燥を引き起こす原因のひとつです。
普段から日焼け止めを塗る・日傘を差すなどの紫外線対策に力を入れましょう。
日焼け止め成分は適切なものが活動内容により異なるため、以下の内容を参考にしながら選んでください。
- オフィスワークなど1日の大半を屋内で過ごす場合：SPA20・PA++
- 現場作業員など1日の大半を屋外で過ごす場合：SPA50・PA+++～PA++++
また、紫外線をよく浴びた日は、いつもよりしっかり保湿して肌の回復をサポートするのも有効です。
サプリメントの摂取
肌トラブルの改善には、ターンオーバーを正常に戻す手助けをする栄養素を取るのも効果的です。
肌の回復を促すビタミンB2・B6を多く含む食べ物や、サプリメントを活用しましょう。
ビタミンB2はレバーやのりに、ビタミンB6は鶏肉やジャガイモに多く含まれています。
なお、サプリメントはあくまでも健康維持を補助するアイテムです。
大量に飲めば症状を改善できるわけではないうえに、成分により摂りすぎると副作用が出る恐れもあります。
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インナードライ肌の男性にも。DCOLLECTIONの『大人スキンケアセット』
「何を使えばいいかわからない」「毎日のスキンケアが面倒」
そんなふうに思ってしまう忙しい男性に向けて、DCOLLECTIONはお手軽2ステップのスキンケアセットを開発しました。
「クリアウォッシュフォーム」は、男性特有の皮脂の多さや、毛穴の汚れに着目し、もっちり泡で清潔な肌に洗い上げることを目指します。
「オールインワンローション」は、化粧水、乳液、美容液、アフターシェーブの4役を1本で担う保湿化粧品。洗顔後の乾燥しやすい肌に、しっとりとうるおいを与えてくれるでしょう。
男性のスキンケアに必要な「清潔」と「保湿」が、この2ステップで完了。
面倒でも忙しくても、スキンケア習慣がつけやすいセットです。
 大人セット |  洗顔料 |  ローション |
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インナードライ肌の解消におすすめのアイテム
インナードライ肌にはケアが重要、と聞いてもどんなアイテムを使えばいいか分からない方もいるのではないでしょうか。
次は、そんな方のためにインナードライ肌ケアにおすすめアイテムをご紹介します。
普段のケアアイテムにプラスできるものがあれば、ぜひご活用ください。
LUCIDO(ルシード)/トータルケア泡洗顔 Q10
LUCIDOの「トータルケア泡洗顔Q10」は、ベタつきとかさつきが同時に起きている肌を、優しく洗ってくれる洗顔料です。
泡タイプなので、ポンプを押すだけで泡立てられた洗顔料が出てきます。
コエンザイムQ10配合で、洗い上がりがつっぱらないのも好ポイント。
こんな人におすすめ
- 肌をゴシゴシ洗ってしまいがちな方
- 肌に優しい洗顔料を使いたい男性
- 洗顔からケアをしっかりしたいメンズ
M-mark(エムマーク)/アミノ酸泡洗顔料
M-markの「アミノ酸泡洗顔料」は、肌への刺激が穏やかなアミノ酸系洗顔料です。
天然保湿成分が配合されており、肌の潤いを守りつつ余分な皮脂をすっきり洗い流してくれます。
シンプルな成分で、肌への刺激が気になる方でも使いやすいでしょう。
こんな人におすすめ
- 肌に優しい成分の洗顔料を使いたい方
- 保湿成分が配合された洗顔料を探している男性
- 肌への刺激が気になるメンズ
無印良品(ムジルシリョウヒン)/化粧水 敏感肌用 しっとり (大容量) 400ml
無印良品の「化粧水 敏感肌用 しっとり」には複数の保湿成分が配合されており、さっぱりした使い心地でありながら、しっかり保湿してくれます。
アルコールフリーで、トラブルが起きている肌を刺激しにくい作りが特徴です。
大容量なので、一度にたっぷり使えます。
こんな人におすすめ
- 肌がしっかり潤うまで保湿ケアしたい方
- ケア用品の刺激が気になる男性
- 量を気にせず使える化粧水がほしいメンズ
LUCIDO(ルシード)/【医薬部外品】薬用トータルケアオイルコントロール化粧水
LUCIDOの「【医薬部外品】薬用トータルケアオイルコントロール化粧水」には、セラミド様成分やヒアルロン酸などの保湿成分が配合されています。
皮脂吸着パウダーも含まれており、日中や仕事終わりのべたつきが気になる方でも使いやすい化粧水です。
シワやくすみ対策成分が含まれているので、乾燥以外のトラブルが気になる場合にも使えます。
こんな人におすすめ
- 肌トラブル改善をサポートしてくれる化粧水がほしい方
- 乾燥だけでなくテカリにも効果があるアイテムを探している男性
- 保湿成分に優れているケアアイテムがほしいメンズ
LULULUN(ルルルン)/フェイスマスク ルルルンプレシャス 32枚入り
LULULUNの「フェイスマスク ルルルンプレシャス」には、ごわついた肌をやわらげ、皮脂バランスを整えてくれる働きが期待できる美容液が配合されています。
肌の乾燥を化粧水と乳液だけはケアしきれない場合は、フェイスパックも利用しましょう。
大容量タイプなので、一度購入すれば継続してケアできるのも魅力です。
こんな人におすすめ
- 乾燥肌を徹底的にケアしたい方
- 化粧水だけでは保湿の効果を実感できない男性
- スキンケアを頑張りたいメンズ
サボリーノ(サボリーノ)/お疲れさマスク アンドブラック
サボリーノの「お疲れさマスク アンドブラック」は、化粧水・乳液・美容液・クリーム・パック効果が含まれており、スキンケアがこれひとつでできます。
ユニセックスタイプで、男性の顔もしっかり覆ってケアできる、便利なパックです。
スキンケアが難しいときでも、肌に乗せるだけでうるおいケアができます。
こんな人におすすめ
- スキンケアに時間をあまり割けない方
- スキンケア初心者でやり方がよく分からない男性
- いつものケアにプラスできるアイテムを探しているメンズ
あなたのお肌は大丈夫？30代からの老け見え対策を始めよう！
メンズのインナードライ肌は保湿ケアが重要
メンズの肌はインナードライ肌になりがちなため、普段から保湿ケアが必要です。
ただケアするのではなく、正しく、肌に合ったやり方でケアしましょう。
また、インナードライ肌は生活習慣が原因で発生していることもあります。
心当たりがある方は、スキンケアだけでなく生活習慣の改善にも取り組んでくださいね。