ウェット感(濡れ感)のあるヘアスタイルは、クールかつ大人の色気を感じられる、メンズからも人気の高い髪型です。
トレンド感もあるので、若々しい印象に見せてくれる効果も期待できます。
とはいえ、今までウェットヘアスタイルに挑戦したことがない方の中には「そもそもどうやって作るのか」がわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は、ウェット感を作るために必要なアイテムである「ワックス」についての詳細と、トレンドヘアを作り出す正しいセット方法を伝授します。
すぐにウェット系のワックスを手に入れたいという方のために、おすすめのアイテムも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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記事を読む前に! 老けて見られた経験がある方は読んでみてください。
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ウェット感を出せるワックスとは?
水っぽい質感で仕上がることができるのが「ウェット感が出せるワックス」の特徴で、程よいツヤを与えてくれます。
パサついた髪の毛やダメージヘアなどに対してもツヤを与えてくれるので、カラーやパーマをしているメンズにとっては必須のアイテム。
今流行りの濡れ髪スタイルを作り出すためにも必要性が高いので、1つ持っておいて損はないでしょう。
ただし、ワックスにはかなり多くの種類があり、使い勝手はアイテムによってさまざま。
ワックス選びのポイントをしっかり押さえておくことが、自分にあったウェット系のスタイリング剤を選ぶうえでは重要です。
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ウェット感を出せるメンズワックスの選び方
自分に合ったスタイリング剤選びに役立つ、ウェット感を出せるワックスの選び方をわかりやすく紹介していきます。
ぜひ以下を参考にしながら、ワックスを選んでみてくださいね。
セット力をチェック
ワックスにおけるセット力とは、「ハード」や「ソフト」など、ワックスを付けたときのスタイリングの仕上がりを左右するもの。
これについては詳しいメンズも多いとは思いますが、ハード系はセット力が高く短い髪の毛をしっかり立たせたいときや、細かい動きを出したいときに使用します。
反対に、ソフトワックスはヘアスタイル全体をフワッとナチュラルに整えたいときに使うタイプで、自然な仕上がりが特徴です。
ハードに仕上げたいかナチュラルな仕上がりを求めるかによって、選ぶワックスのセット力を判断しましょう。
髪質に合わせて種類を選ぶ
ワックス選びの際には自分の髪質を考慮することも大切です。
そもそもワックスにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴やセット感が異なります。
詳しくはこちらをご覧ください。
<ファイバータイプ>
繊維が入った伸びのいいワックス。
セット後時間が経っても手ぐしで簡単にアレンジしやすく、初心者向けのアイテム。
髪質を選ばずに使いやすい
<ジェルタイプ>
水分量が多くキープ力にも長けたワックス。
束感を出すのも得意なので、アレンジを楽しみたい方向けのアイテム。
普通~硬めの髪質の方向き
<ドライ(クレイ)タイプ>
油分の少ない固いテクスチャのワックス。
軽い使い心地なのでスタイリング剤で髪の毛が重くなるのが苦手な方にもおすすめ。
軟らかい・細い髪質の方向き
※ドライタイプのワックスではツヤ感を出すのが難しいですが、「髪質に合わせたワックスの選び方」という内容に合わせて紹介をしています。
それぞれの特徴を理解し、自分の髪質に合うタイプを使うことで、より自然なスタイリングを楽しむことができるでしょう。
セットしたい髪型に合わせて選ぶ
キープ力と種類を考える際に追加で意識してほしいのは、セット後の理想のヘアスタイルです。
例えば、ツヤ感のある髪型と言ってもパーマヘアを濡れ髪風にアレンジするのか、オールバックやセンターパートヘアでしっかりとツヤのあるセットをするのかなど、理想のスタイルによっても選ぶワックスが異なります。
パーマヘアのアレンジやロングヘアを濡れ髪風セットで仕上げるなら、そこまでキープ力は必要ないので、ファイバータイプのソフトワックスを選びましょう。
オールバックやセンターパートでピタッとしたツヤ髪を作りたいなら、ジェルタイプのハードワックスがおすすめです。
自分の好きなテクスチャや香りを
ほぼ毎日使うワックスは、テクスチャや香りは自分好みのものを選ぶのが◎
扱いにくさを感じるテクスチャのものや、好みではない香りのワックスは使うのが億劫になってきてしまう可能性があるので注意。
ちなみに香りに関しては、柔軟剤や香水と混ざり合ってしまうのを避けるために、無香料を選ぶのがいいかもしれません。
洗い落としやすさもチェック
ワックスはハードなセット力になればなるほど、いつもの洗髪では洗い落としにくくなるので注意してください。
いつもの倍シャンプーに時間がかかってしまうケースもあるので、洗髪の手間を省きたい方はなるべく洗い落としやすいものを選びましょう。
落としやすさをチェックする際は、セット力とともにワックスに含まれる油分も確認します。
マットな質感のクレイタイプは落としにくいものが多く、ジェルのように水溶性のワックスは比較的落としやすいでしょう。
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ツヤ髪ならこれ!おすすめのメンズワックス5選
ツヤ感・濡れ感のあるウェット系ワックスをお探しの方のために、おすすめのアイテムをいくつかご紹介します。
アイテム選びの参考になるよう「こんな人におすすめ」というリストもそれぞれ用意していますので、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみてください。
GATSBY(ギャツビー)/GLOSS HARD WAX
『GATSBY(ギャツビー)』の「GLOSS HARD WAX(グロスハードワックス)」は、ツヤ感のあるハードワックスです。
束感へアやウェーブヘアなど、思い通りに髪の毛をスタイリングしやすいうえにツヤのある質感に仕上げられるのが魅力。
GATSBYの同シリーズは全部で6種類あり、混ぜて使うことでそれぞれのよさを活かしたスタイリングができるのも特徴です。
こんな人におすすめ
- 束感へアを作りたい方
- ウェーブヘアのセットに使えるワックスが欲しい方
- 同じシリーズでセット力の違うアイテムを揃えたい方
ARIMINO men(アリミノ メン)/フリーズキープ グリース
ワックスによるパリッとした仕上がりが好きではない方は『ARIMINO men(アリミノ メン)』の「フリーズキープ グリース」をお試しください。
固まりにくいのにセット力はハードで、思う存分スタイリングを楽しめます。
パッケージも男性にぴったりなシンプルなデザインなので、持ち歩きやすい点も好ポイントです。
こんな人におすすめ
- 固まってパキッとした仕上がりが苦手な方
- ハード系ツヤ感ワックスが欲しい方
- パッケージがオシャレなものがいい方
Loretta(ロレッタ)/ロレッタ ハードゼリー
見た目がまるでお菓子のようなポップなパッケージの「ロレッタ ハードゼリー」。
『Loretta(ロレッタ)』の看板商品の一つで、輝くようなツヤ感のスタイリングを作り出せるワックスです。
セット力はハードなので、スタイリングも思うがままに楽しむことができます。
こんな人におすすめ
- 人気のアイテムが欲しい方
- ハードなセット力を求める方
- オシャレなボトルデザインが好きな方
Nuvi/KANTANSERIES うるつやヘアワックス
YouTuberの「みかみ。」プロデュースの『Nuvi』から販売されている「KANTANSERIES うるつやヘアワックス」。
潤いとツヤ感のあるスタイリングを楽しみたい方にぴったりなアイテムです。
メンズに特化した美容師としての経験を活かして作った、「みかみ。」こだわりのアイテムなので、ぜひ手に取ってみてください。
こんな人におすすめ
- 髪の毛に潤いを与えたい方
- ツヤをしっかり出したスタイルを楽しみたい方
- 美容師目線で作られた話題のアイテムが気になる方
N.(エヌドット)/N. オム ジェルグリース
「N. オム ジェルグリース」は、ヘアバームが人気の『N. (エヌドット)』から販売されているジェルタイプのグリースワックスです。
ダメージの強い髪の毛にも馴染みやすく、自然なツヤ感を出せるのが特徴。
操作性が高く自然にスタイリングを固めてくれるので、キープ力にも長けたアイテムです。
こんな人におすすめ
- 自然なツヤ感のセットを望む方
- ダメージヘアにも使えるアイテムをお探しの方
- キープ力の高いワックスがいい方
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
ウェット感を出す正しいセットの方法は?
最後にウェット感のあるヘアスタイルを作るためのセット方法をお伝えします。
濡れ髪ヘア初心者の方も、上記で紹介したワックスを使い、以下のポイントを押さえながらセットすれば素敵なスタイルが作り出せますよ。
濡らした髪を8割程度までドライ
ウェットヘアを作るためにはまずは髪の毛全体を濡らします。
もちろん朝シャワー派の方は、お風呂上がりの濡れ髪の状態からスタートでOK!
濡れた髪の毛はセットする前に、8割程度までドライヤーで乾かします。
完全に乾いてしまわないよう、注意しながらドライヤーをしてください。
手のひら全体にワックスを伸ばす
次に、手のひら全体に薄くワックスを伸ばしていきます。
取る量はワックスの種類やセット力、髪の長さや量によっても異なりますが、10円玉くらいの大きさが目安です。
ワックスのボトルに目安量が記載されている場合もありますので、あらかじめ確認してからヘアセットをスタートしてください。
ワックスを全体になじませて整える
手に伸ばしたワックスを髪の毛全体に馴染ませていきます。
まずは頭頂部や後頭部の髪の毛をグッとつかむように両手でホールドして、ワックスを付けましょう。
次に側頭部や前髪に指先を使って細かくワックスを塗布していきます。
手に付いたワックスがなくなり、まだ乾いている(ワックスが付いていない)部分が残っている場合は、少量ずつ足していきましょう。
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
ウェット感のあるヘアセットに使えるワックスを見つけよう
家にあるワックスを適当に使っても濡れ髪は作り出せません。
そのためトレンド感のあるウェット系ヘアスタイルを作るには、ワックス選びがとても大切です。
ぜひ今回紹介した選び方やおすすめのアイテムを参考に、自分に合ったウェット系ワックスを見つけましょう。
また、最後に紹介したウェット感を出す正しいヘアセットの方法を実践して、洗練された大人の男のヘアセットを楽しんでみてくださいね!