「クセ毛をストレートにスタイリングしたい」「寝グセを直したい」というときに便利なアイテムがヘアアイロン。
髪に熱を加えることで、カールにもストレートにも自由自在なスタイリングが叶うのが魅力です。
今回は、ヘアアイロンの魅力と基本的な使い方、使用時に気をつけたいことをご紹介します。
種類もさまざまなヘアアイロンの中から理想的なスタイリングができるアイテムを選ぶためのポイントと、おすすめアイテムも必見です。
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記事を読む前に! 老けて見られた経験がある方は読んでみてください。
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ヘアアイロンとは?
そもそもヘアアイロンとは、どのようなときに使用するアイテムなのでしょうか。
まずはヘアアイロンの特徴と魅力を詳しく解説していきます。
髪の毛をストレートに整えるアイテム
ヘアアイロンは基本的に、髪の毛をストレートに整える目的で使われるスタイリングアイテムです。
高温のプレートで髪の毛に熱を加えることで、カールや寝グセがついた髪も真っすぐな直毛にセットすることができます。
ナチュラルでまとまりのあるマッシュスタイルや、分け目をしっかりとクセづけたいセンターパートスタイルなどのセットも、ヘアアイロンがあればグッとスタイリングしやすくなります。
温度は120℃~220℃前後で調整ができる
ヘアアイロンのプレートの温度は、120℃~220℃前後で調整できるものが一般的です。
ダメージを抑えながらしっかりとクセづけをするには140℃前後の温度設定で十分な効果が期待できます。
直毛でクセがつきにくい場合には、180℃前後まで温度を上げるとセットがしやすくなるでしょう。
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ヘアアイロンの使い方
ヘアアイロンの特徴をチェックしたところで、ここではヘアアイロンの使い方をご紹介します。
3ステップに沿ってヘアアイロンを使用することで、より理想的なスタイリングに近づけやすくなりますよ。
髪の毛をブラッシングする
ヘアアイロンを使用する前の準備で大切なポイントは、髪の毛をブラッシングすること。
なぜなら、絡まった状態の髪の毛に熱を通すと、髪の毛がちぎれたり傷んだりする原因となってしまうからです。
毛先から順番に絡まった部分をほどくように、やさしくブラッシングしていきましょう。
髪の毛をブロッキングする
ブラッシングで髪の毛の絡まりがなくなったら、次に髪の毛をいくつかの毛束に分け、ヘアクリップやヘアピンなどで留めていきます。
髪の毛を少しずつプレートに挟むことで、ヘアアイロンの熱を均一に通すという目的があります。
髪の毛を上下でブロッキングし、さらに右側、中央、左側というように分けて少しずつ熱を通していくことが、理想的なスタイリングを叶えるためのコツです。
髪の毛を少量ずつ取り根元から毛先にかけてアイロンする
ブロッキングをしたら、髪の毛を少量ずつ取ってプレートに挟み、根元から毛先にかけてアイロンを滑らせていきます。
頭皮や額、耳に高温のプレートが当たるとヤケドをしてしまうので、根元から3cmくらいの場所を目安に挟むのがおすすめです。
髪の毛を挟んだら、毛先に向かってゆっくりと引っ張ると、ストレートにクセづけがされていきます。
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ヘアアイロンの注意点
髪の毛に熱を加えるヘアアイロンは、間違った使い方をすると髪へ大きなダメージがかかってしまうことも。
ここでは、ついやってしまいがちなNG使用法と、ヘアアイロンを使用するときに気をつけたい4つのポイントをご紹介します。
髪へのダメージを最小限に抑えるために意識したいポイント
- 髪の毛が濡れた状態では使わない
- 温度は自分の髪質や状態に合わせて設定
- 一度に挟む量は少しずつ
- 長時間ヘアアイロンを当て続けるのはNG
4つのポイントを意識して、髪へのダメージを抑えましょう!
髪の毛が濡れた状態では使わない
シャワーのあとや雨に濡れたときなど、濡れた髪にヘアアイロンを使うのはNG!
濡れた髪の毛は表面をコーティングするキューティクルが開いた状態にあるので、そのまま熱を通すと髪から潤いや栄養分が流れ出てしまう原因となります。
髪をドライヤーでしっかりと乾かしたほうが、ダメージも軽減できるうえ、スタイリングが長持ちする効果も期待できますよ。
温度は自分の髪質や状態に合わせて設定
ヘアアイロンの設定温度は、自分の髪質や髪の毛の状態に合わせて決めましょう。
例えば髪の毛が傷んでいる方なら120~130℃が理想的ですが、クセがつきにくい場合には160℃前後の温度で使用することが推奨されます。
一方で髪の毛が硬い方や毛量が多い方、元々の髪のクセが強い方は低温だとセットがしにくい場合もあるので、140℃前後から少しずつ温度を上げて使ってみましょう。
一度に挟む量は少しずつ
時間がなくて急いでいる朝などは、一気に多くの髪の毛を挟んでセットしたいという気持ちが出てくるもの。
しかしながら、一度に挟む髪の毛の量が多いと熱が均等に伝わらず、一部だけうねりが残ってしまうことも。
きれいにセットをするためには、5~6cm幅を目安に毛束を取りながら、少しずつセットをしていくようにしましょう!
長時間ヘアアイロンを当て続けるのはNG
ヘアアイロンは髪の毛の根元付近から毛先までゆっくりと滑らせていくのが理想的ですが、だからといって長時間同じ部分に熱を当て続けるのはNGです。
クセがつきにくい箇所を何度も挟んでいると、熱を入れすぎてしまい、髪の毛のダメージに繋がってしまう恐れがあります。
温度が高いと髪の毛が焼き切れてしまうこともあるので、同じ場所に2~3秒以上はプレートを当て続けないようにしましょう。
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メンズヘアアイロンの選び方
ヘアアイロンを使う上での注意点も確認したところで、次はメンズがヘアアイロンを選ぶときのポイントをご紹介します。
髪の長さや状態、使うシーンに合わせてぴったりのヘアアイロンを選んでみましょう。
髪の毛の長さに合わせてプレート幅を選ぶ
ヘアアイロンのプレート幅は、髪の毛の長さに合わせて選ぶと◎
ショートヘアなら15mm程度のものを選ぶと、細かなスタイリングがしやすくなります。
髪が長めならそれ以上幅が太いものでもOKですが、クセ毛風スタイリングなど細かく動きを出したいなら20mm程度のプレートもおすすめです。
温度調整の幅をチェック
ヘアアイロンを選ぶときには、調整可能な温度の幅をチェックしてみましょう!
細くて柔らかい髪なら120℃、太くて硬めの髪なら140℃前後に調整できるヘアアイロンがおすすめです。
200℃前後まで上がるアイテムもありますが、高温になるほど扱いが難しくなるので、慣れないうちは温度が上がりすぎないものを選ぶと安心して使うことができるでしょう。
立ち上がり時間もチェック
ヘアアイロンは、スイッチをオンにしてからプレートが温まるまでに最短で30秒ほどの立ち上がり時間がかかります。
立ち上がり時間が長いものを選んでしまうと、「家を出る時間が迫っているのにヘアセットに取り掛かれない」という事態にもなりかねません。
商品説明やパッケージに立ち上がり時間の目安が記載されている場合があるので、使用シーンを考えて立ち上がり時間もチェックするようにしてみましょう。
デザインやコードの可動域なども確認
ヘアアイロンはカラーやサイズ、コードの有無などデザインもさまざま。
メンズの部屋のインテリアにも馴染む、ブラックやホワイトなどシンプルなデザインのものも販売されているので、気に入ったものを選んでみてください!
コードの長さが足りなかったり可動域が狭かったりすると使用時にストレスとなる可能性があるので、使いやすさは口コミを参考にするのがおすすめです。
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おすすめのメンズヘアアイロン5選
ここでは実際に、メンズに人気が高いヘアアイロンを5つご紹介します。
参考にしながらぜひお気に入りのアイテムを見つけてみてください!
SALONMOON (サロンムーン)/ミラーイオン®ストレートヘアアイロン
約27秒のスピード立ち上がりが魅力の「SALONMOON (サロンムーン)」のヘアアイロンは、忙しい朝にもぴったり!
ショートヘアでも使いやすい15mm幅プレートには、ダメージを軽減しながらツヤのある仕上がりを目指すミラーチタニウムプレートが採用されています。
髪のパサつきを抑えるマイナスイオン発生器が搭載されていたり、絡まりにくい360°回転式のコードが使われていたりと、初心者から上級者まで使いやすい機能が満載のアイテムです。
こんな人におすすめ
- 細めのヘアアイロンをお探しの方
- 髪へのダメージを軽減したい方
- 立ち上がり時間が速いヘアアイロンをお探しの方
SALONIA(サロニア)/ストレートヘアアイロン
シリーズ1700万本を売り上げた「SALONIA(サロニア)」のヘアアイロンは、リーズナブルな価格なのに高機能と人気を集める製品です。
プレートのコーティングは2種類あり、髪へのダメージを抑えたいならチタニウムコーティング、滑らかな動きとスピーディーなスタイリングを叶えるならセラミックコーティングがおすすめ!
こちらもマイナスイオン噴射口付きで、約30秒で120℃まで温まる髪にやさしい仕様です。
こんな人におすすめ
- 太めのヘアアイロンをお探しの方
- 髪へのダメージを軽減したい方
- 立ち上がり時間が速いヘアアイロンをお探しの方
Areti(アレティ)/ヘアアイロン 15mm ベーシックモデル
美容家電を多数展開する「Areti(アレティ)」のメンズ向けヘアアイロンは、15分で自動オフになる機能付きで安全性も考慮されています。
約30秒でなんと170℃まで温度が上がる、業界でも最速級の立ち上がり時間が魅力。
細かなスタイリングが可能な15mmのプレートには、マイナスイオン付きで滑りのいいチタニウムコーティングが導入されています。
こんな人におすすめ
- 細めのヘアアイロンをお探しの方
- 髪へのダメージを軽減したい方
- 立ち上がり時間が速いヘアアイロンをお探しの方
Panasonic(パナソニック)/コンパクトストレートアイロン
スタイリッシュなデザインが目を引く「Panasonic(パナソニック)」のヘアアイロンは、ストレートにもカールにもスタイリングができる2WAY仕様!
丸みを帯びたプレートの形状でカールが作りやすく、温度設定は120℃・160℃・180℃の3段階調節なのでシンプルな使い心地です。
プレートには摩擦を軽減して毛先をまとまりやすくする、独自のスムースグロスコーティングプラスが採用されています。
こんな人におすすめ
- 太めのヘアアイロンをお探しの方
- 髪へのダメージを軽減したい方
- ストレートとカールどちらもセットしたい方
KEYNICE(キーナイス)/コードレス ヘアアイロン
外出先で気軽にヘアセットをするなら、「KEYNICE(キーナイス)」から販売されているコードレスのヘアアイロンがおすすめ!
165~205℃と高めの温度設定で、ストレートにもカールにも素早くスタイリングができる2WAY仕様です。
1回のUSB充電で約40分使用することができ、約160gの軽量かつ誤動作防止機能もついた持ち運びに便利なアイテムです。
こんな人におすすめ
- コードレスのヘアアイロンをお探しの方
- 立ち上がり時間が速いヘアアイロンをお探しの方
- ストレートとカールどちらもセットしたい方
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
【Q&A】ヘアアイロン おすすめ メンズに関するよくある質問にスタイリストがお答え!
ここでは「ヘアアイロン おすすめ メンズ」に関して、SNSやネット上でよくあげられる質問について、スタイリストが直々にお答えしていきます。
Q.メンズのヘアアイロンは何ミリがいい?
メンズがヘアアイロンを使うなら、プレートの幅が25mm以下と狭いものを選ぶのがおすすめです。
特にショートカットのメンズはプレート幅が狭いものを選ぶことで、細かなスタイリングがしやすくなります。
細すぎるとスタイリングに時間がかかったり、スタイリングが崩れやすくなったりしてしまうため、幅は狭くても15mm以上のものを選んでみてください。
Q.メンズがヘアアイロンを使うメリットは?
メンズがヘアアイロンを使う最大のメリットは、ヘアスタイリングの幅が広がることです。
ワックスやヘアオイルなどのスタイリング剤だけではセットが難しいときや、寝グセを直したいときにヘアアイロンがあると便利。
クセやうねりを伸ばしてサラサラのストレートヘアにセットできるので、清潔感のある印象を演出することもできますよ。
Q.ヘアアイロンの前に何をつけますか?
ヘアアイロンを使う前には、ヘアアイロン用のオイルやスタイリング剤をつけるのがおすすめ!
ヘアアイロン用のスタイリング剤を使用することで熱のダメージから髪の毛を守ったり、熱を利用して髪にツヤを出したりという効果が期待できます。
オイルをつけると熱が通りやすくなるので、いつもより低めの温度から設定しましょう。
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
ヘアアイロンを使いこなしてサラサラの美髪を目指そう!
今回は、ヘアアイロンの使い方と選び方、メンズに人気のヘアアイロンをご紹介しました。
髪の毛に熱を加えてスタイリングしやすくしてくれるヘアアイロンは、おしゃれなヘアスタイルを目指すメンズの必須アイテム。
使用時の注意点も参考に、髪へのダメージを抑えながら自由自在なスタイリングを楽しんでみてください!