肌の悩みをナチュラルにカバーしてキレイに見せてくれる、BBクリームやコンシーラー。
とても便利なアイテムなので、最近はメンズでも使っている人が増えてきています。
しかし、最近メイクを始めた方や、これからメイクを始めようと考えている方にとっては「BBクリームとコンシーラーって、どの順番で塗ればいいの?」と、少し難しさを感じるかもしれません。
そこで今回は、BBクリームとコンシーラーを塗る順番を基礎として、ベースメイクの基本について紹介していきます。
メイク初心者の方にとってはもちろん、メイクを日常的にするメンズも、おさらいを兼ねてチェックできる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
コンテンツ盛りだくさんの「アプリ」は40万DL突破(※2024/2/15時点)!30代、40代男性を中心にコーデの悩みを解決。相談実績3万件以上のメンズファッション通販サイトです!各記事は10年以上歴のあるバイヤーや、ファッション関連の資格をもったスタイリストが監修・執筆しています。
記事を読む前に! 老けて見られた経験がある方は読んでみてください。
BBクリーム・コンシーラーの塗る順番
はじめにBBクリームとコンシーラーの塗る順番について説明します。
必ずしもこの順番を守らなければいけないというわけではないですが、正しい順で塗ることでメイク崩れを防止したり、カバー力をアップさせたりできるので、ぜひ参考にしてください。
BBクリームが先
BBクリームとコンシーラーの塗る順番は、BBクリームが先です。
洗顔後に化粧水や乳液で肌を整えたら、BBクリームを顔全体に広げ、クマやシミ(※)、ニキビ跡などが気になる部分にコンシーラーを重ねましょう。
コンシーラーは基本的に、ピンポイントで使用します。
スティックタイプやチップタイプ、ペンシルタイプなど、さまざまな形状のものがあるので、コンシーラーを使用したい部分を想定して選ぶのがおすすめです。
※シミ…メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
BBクリームだけでも◎
あくまでコンシーラーは、BBクリームだけでは肌悩みをカバーしきれていないときに使用するアイテムです。
そのため、クマやニキビ跡など、特別気になる肌悩みがない方は、コンシーラーは使用せずにBBクリームだけでもOKです。
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
BBクリームの上からコンシーラーを塗る方法
BBクリームの上からコンシーラーを塗るときは、以下の手順どおりに行うとキレイな仕上がりになります。
1.BBクリームを顔に点置きして少しずつ伸ばしていく
2.小鼻などの細かい部分はパフを使ってなじませると◎
3.BBクリームを肌全体に均一に伸ばせたら気になる箇所にコンシーラーをのせる
4.パフの端っこや細めのブラシを使ってコンシーラーを塗った箇所と塗っていない部分の境目をなじませていく
5.コンシーラーの部分が浮かない程度まで丁寧になじませたら完成
コンシーラーをなじませるときは、あまり強くたたきすぎたり、伸ばしすぎたりしないように注意。
クマやニキビ跡など、気になる箇所そのものにコンシーラーがなじみすぎてしまうと、肌悩みが上手くカバーできない可能性があります。
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
肌悩み別のコンシーラーの選び方
ここからは、肌悩みに合わせたコンシーラーの選び方を伝授。
赤ら顔・ニキビ・クマ・くすみなどのお悩みがある方は、こちらを参考にコンシーラーを選んでみてください。
頬や小鼻の赤み
頬や鼻周りは皮脂の分泌量が多いので、メイクがヨレやすい箇所です。
そのため、密着度の高いコンシーラーを選ぶのがおすすめ。
チップで塗れるタイプやスティックタイプのコンシーラーなら、しっかりと密着させることができるでしょう。
赤みをカバーするためには、色は黄味がかったベージュやイエローがおすすめです。
ニキビ跡やニキビ
ニキビ跡をカバーするなら、硬めのテクスチャのコンシーラーを使って、ピンポイントでカバーしてあげるのが得策。
赤みを消すために先ほど同様にイエロー系のコンシーラーを使用してみてください。
まだ膨らみがあるようなニキビには、硬いテクスチャのものではなく、リキッドタイプなどの柔らかい質感のものを使いましょう。
塗るときは、ニキビを刺激しないように、指の腹でポンポンとなじませるか、綿棒などで細かくなじませてあげましょう。
ちなみに、炎症中のニキビの場合、できればニキビパッチなどでカバーしてからメイクをするのがおすすめです。
状態を見て、直接メイク用品を塗るのは避けたほうが良さそうだと判断した場合は、ニキビパッチなどを使用してください。
目の下のクマ
目の周りに使うコンシーラーは、柔らかくて伸びの良いテクスチャのものがおすすめです。
なぜなら、目の周りは皮膚が薄く、動きも多いためしっかりしたテクスチャのものだとヨレやすくなってしまうから。
そのため、リキッドタイプのコンシーラーが使いやすいでしょう。
色はクマの青っぽさをカバーできる、オレンジ系がベストです。
くすみやシミ
カバーしたいくすみやシミ(※)が広範囲の場合は、リキッドタイプのコンシーラーを使いましょう。
色は濃いめのベージュ系がおすすめですが、くすみ具合やシミの濃さに合わせて調整できるように、複数色が入ったパレットタイプも用意しておくと安心です。
調合しながらくすみやシミをカバーできるようになると、とてもキレイなメイクが可能になりますよ。
とはいえ、化粧慣れしている女性でも複数色のコンシーラーを混ぜて、均一に肌悩みをカバーするのは至難の業です。
カバーのし忘れや、色ムラによる違和感がないように仕上げるために、メイクをする際は明るい場所で、しっかり肌の色を鏡で確認しながら行うようにしてください。
※シミ…メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
おすすめのBBクリームとコンシーラーを紹介
ここからは、メンズにおすすめのBBクリームとコンシーラーを紹介します。
メイクをして肌悩みをカバーしたい方は、ぜひ参考にしてください。
DCOLLECTION(ディーコレクション)/コントロールBBクリーム
「DCOLLECTION(ディーコレクション)」の「コントロールBBクリーム」は、コンシーラーを使わなくても、しっかり肌の悩みをカバーできる、メンズ専用のBBクリームです。
ニキビ跡、青ヒゲ、クマなど、さまざまな肌悩みをこれ1本でコントロールします。
伸びの良くて付け心地が軽やかなので、初めてメイクをする方にもおすすめです。
こんな人におすすめ
メイク初心者の方
BBクリームだけで肌を補整したい方
自然なメイクで印象をアップさせたい方
SHISEIDO MEN(資生堂メン)/ヴァイブラント BBモイスチャライザー
「SHISEIDO MEN(資生堂メン)」の「ヴァイブラント BBモイスチャライザー」は、自然で健康的な印象の顔色へと導くためのアイテムです。
「メイクをしている感」が苦手なメンズでも使いやすい、自然な仕上がりが魅力。
肌の色ムラや青ヒゲが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
こんな人におすすめ
BBクリームを使って自然な顔色にしたい方
メイクをしていることがバレたくない方
肌の色ムラや青ヒゲのカバーに使用したい方
KATE(ケイト)/THE BB
「KATE(ケイト)」からはユニセックスアイテムの「THE BB」を紹介します。
こちらのBBクリーには、肌悩みに合わせて選べる2種類があるのが特徴。
乾燥肌にお悩みの方は「カバー&モイストコーティング」、皮脂にお悩みの方は「カバー&オイルブロック」を使うのがおすすめ。
色味もそれぞれ2パターン用意されているので、自分に合ったものを見つけやすいでしょう。
こんな人におすすめ
肌悩みに合わせてセレクトしたい方
自分の肌色に合わせて商品を選びたい方
乾燥肌・脂性肌の方
uno(ウーノ)/ノーカラーフェイスクリエイター
「uno(ウーノ)」からは「ノーカラーフェイスクリエイター」をピックアップしました。
通常、BBクリームといえばベージュ系のカラーのものが多いですが、こちらのアイテムは色がついていないノーカラータイプ。
そのため、「メイクをしている感」がなく、衣服やマスクへの付着の心配もありません。
それでいて、毛穴や肌のキメをキレイに整えてくれる、メンズにぴったりなアイテムです。
こんな人におすすめ
ノーカラータイプのBBクリームから試したい方
メイクをしていることがバレたくない方
毛穴や肌のキメの粗さが気になっている方
ORBIS(オルビス ミスター)/ベースカラー コントローラー
「ORBIS(オルビス ミスター)」の「ベースカラー コントローラー」は、顔色が優れないと言われやすい方にぴったりなBBクリームです。
本来の血色感を取り戻すことができる、少し赤みのあるオレンジ系のカラーが特徴。
肌なじみが良いテクスチャなので、肌に自然になじませることができます。
肌に潤いを与えつつも、皮脂の量をしっかりとコントロールしてくれる、メンズ肌に特化したアイテムです。
こんな人におすすめ
BBクリームで血色感を引き出したい方
肌になじみやすいテクスチャを求める方
乾燥も皮脂の分泌も気になりやすい方
gatsby THE DESIGNER(ギャツビー ザ デザイナー)/デュアルカバーコンシーラー
「gatsby THE DESIGNER(ギャツビー ザ デザイナー)」の「デュアルカバーコンシーラー」は、スティックタイプコンシーラーと、チップタイプのフェイスパウダーが、2in1仕様になったアイテム。
肌悩みをコンシーラーでピンポイントカバーして、フェイスパウダーでメイク崩れを防止。
これ1本持っておくと、サッとメイク仕上げを完了させられます。
色はライトベージュとホワイトベージュの2種類から選べるので、自分に合ったものをチョイスしましょう。
こんな人におすすめ
スティックタイプのコンシーラーがほしい方
肌に合わせて色味を選びたい方
メイク仕上げに使える優秀アイテムがほしい方
KANEBO(カネボウ)/デザイニングカラーリクイド
「KANEBO(カネボウ)」の「デザイニングカラーリクイド」は、肌なじみの良いリキッドタイプの“美容液コンシーラー”です。
フィット感があるので、初心者の方でも使いやすく、メイク直し用としても使用できる優れもの!
肌悩みや肌の色味に合わせて、4つのカラーから選べます。
その日のコンディションに合わせて使い分けられるように、複数種類を持っておくのもおすすめです。
こんな人におすすめ
リキッドタイプで塗りやすいコンシーラーがほしい方
コンシーラーを肌色や肌悩みに合わせて使い分けたい方
密着度が高いコンシーラーをお探しの方
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
【Q&A】BBクリーム コンシーラー 順番に関するよくある質問にスタイリストがお答え!
ここでは「BBクリーム コンシーラー 順番」に関して、SNSやネット上でよくあげられる質問について、スタイリストが直々にお答えしていきます。
Q.化粧下地やファンデーションを使うときの順番はどうなりますか?
BBクリームは基本的に、化粧下地・ファンデーションの役割も担うアイテムです。
そのため、BBクリームと化粧下地やファンデーションは併用しなくて良いでしょう。
BBクリームだけでは肌悩みをカバーできず、ファンデーションを使ってしっかりメイクをしたい場合は、化粧下地→ファンデーション→コンシーラーの順番で使ってみてください。
Q.コンシーラーを使わなくても良い肌になるためにはどうすれば良いですか?
しっかり肌ケアを行い、補整不要の肌を目指しましょう。
洗顔やスキンケアを丁寧に行うことで、肌の悩みの解消を目指せます。
もちろん、今より悪化させないためにも、肌ケアは大切です。
以下のDCOLLECTIONの洗顔+スキンケアセットを使えば、手軽にケアができるので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
ベースメイクは正しい順番で!
BBクリームとコンシーラーを併用すれば、BBクリームだけではカバーしきれない肌悩みを隠すことができます。
併用する際は、BBクリームを先に使用して、コンシーラーで上からカバーするようにしてください。
正しい順番でメイクをすれば、メイク崩れやカバー漏れを防ぎやすくなります。
ぜひ今回紹介したコンシーラーの選び方やおすすめのアイテムも参考にしながら、正しいベースメイクをマスターしてキレイな肌を作ってみてください。
DCOLLECTIONスタイリストのひとこと
いつもはBBクリームでカバーできていても、その日のコンディションによってはコンシーラーが必要になることもあります。
コンシーラーは常備しておけば安心ですので、ぜひお気に入りを見つけて購入してみてくださいね!