メンズのヘアスタイルのセット力を左右する、ワックスにはさまざまなタイプがあります。
どの種類にも決まってソフトタイプとハードタイプがありますが、あなたはどのように選んでいますか?
「なんとなく使いやすそうだからソフトワックスを選んでいる」
「セットが崩れるのは嫌だからハードワックスを使っている」
と、“なんとなく”で選んでいる方のために、今回はそれぞれの特徴と違い、どんな人に適しているかなどをまとめました。
両タイプのおすすめアイテムも紹介しますので、最後までぜひチェックしてみてくださいね。
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記事を読む前に! 老けて見られた経験がある方は読んでみてください。
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ソフトワックスとハードワックスの違い
まずはソフトワックスとハードワックスの違いを確認しましょう。
この「ソフト」「ハード」というのは、ワックスのテクスチャが「柔らかい」「硬い」ということではありません。
ソフトはナチュラルな仕上がりに、ハードはかっちりとしたセットが可能なワックスのことを指し、セット力が弱めか強いかを示しているということです。
「そんなの、セット力が強い方がいいじゃん!」
と思う方もいるかもしれませんが、一概にそうとは限りません。
ソフトワックスでしか作れないスタイリングもあるため、髪質や希望のスタイリングに合わせて、ワックスを使い分けるのがおすすめです。
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ソフトワックスがおすすめのメンズ
ソフトワックスを使ったスタイリングがおすすめの人は以下の通りです。
- 柔らかいナチュラルな仕上がりにしたい人
- 髪の毛をカチッと固めたくない人
- 軟毛の人
それぞれ理由を詳しくチェックしていきましょう。
柔らかいナチュラルな仕上がりにしたい人
ソフトワックスの魅力は、薄づきで使えてナチュラルに髪の毛をスタイリングできること。
そのため、かっちりと決めた動きの大きいヘアスタイルよりも、自然で柔らかい印象のセットを好む方におすすめです。
無造作ヘアや、ニュアンスヘアなど、アンニュイな雰囲気を好む方にピッタリです。
髪の毛をカチッと固めたくない人
髪の毛がワックスでカチッと固まるのが苦手な方はいませんか?
そんな方にもソフトワックスがおすすめ。
また、ソフトワックスなら、帽子をかぶったり風に吹かれたりしてヘアスタイルが乱れても、簡単に手ぐしで修正が可能です。
「帽子を使ったスタイリングが好きだけど、ハードワックスを使うと帽子を脱がなければいけないシーンで困る」という方や、「風に吹かれたときに、髪型が崩れやすい」という方は、ぜひソフトワックスを使ってみてください。
軟毛の人
髪の毛が柔らかい軟毛の方も、ワックスはソフトタイプがいいでしょう。
なぜなら、軟毛の方がハードワックスを使うと、ワックスが重すぎてペタっとなってしまい思うようにスタイリングができなくなってしまうから。
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ハードワックスがおすすめのメンズ
次はハードワックスの紹介です。
ハードワックスがおすすめのメンズはこんな人!
- 長時間しっかりスタイリングをキープしたい人
- 髪の毛に大きな動きをつけたい人
- 髪質が硬めの人
キープ力やスタイリング力が高いハードワックスを味方につければ、どんなヘアスタイルも自由自在に楽しめます。
長時間しっかりスタイリングをキープしたい人
仕事中やプライベートで、長時間髪の毛のスタイルをキープしたいときは、ハードワックスがおすすめ。
ハードワックスのキープ力は、メーカーによっては数値で表されている場合もあります。
しっかりとキープ力のあるワックスでスタイリングしたい日には、「キープ力が強い」と明記されているアイテムを選ぶのがいいでしょう。
髪の毛に大きな動きをつけたい人
ノーセットの状態のヘアスタイルから、大きな動きのあるヘアに挑戦したい方はハードタイプのワックスを使ってみてください。
髪の毛を大きく動かしやすいハードワックスなら、モヒカンヘアやオールバックスタイルなども楽しむことができます。
髪質が硬めの人
髪質が硬い方は、ソフトワックスではまったく髪の毛に動きが出ない可能性があるので、ハードワックスがおすすめ。
とはいえ、硬い髪の毛にハードワックスをたっぷりつけてしまうとベタついて見えやすいので、量には注意が必要です。
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ワックスの種類も知っておこう!
ワックスにはさまざまな種類があり、ものによって仕上がりも異なります。
ここでは、ワックスの主な種類について紹介しますので、どれが自分に合っているかを考えながらチェックしてみてください。
ファイバー・クリームタイプ
ファイバー・クリームタイプのワックスは、柔らかいテクスチャが特徴で、髪の毛全体に馴染ませやすく、初心者の方も扱いやすいワックスです。
ショートからロングまで、幅広いスタイルの方が使えることができるので、1つ持っておいて損はないでしょう。
クリームタイプに比べると、ファイバータイプの方がもともとのセット力が強いので、よりハードな仕上がりを求める方はファイバータイプのハードワックスがおすすめです。
反対に、柔らかいスタイリングに仕上げたい方は、クリームタイプのソフトワックスがいいでしょう。
クレイタイプ
油分がほとんどないクレイタイプは、ツヤ感のないマットな仕上がりにスタイリングできるワックスです。
水分も少なく軽い付け心地なので、髪の毛が柔らかい方も重くならずにスタイリングできます。
注意点としては、もともとのセット力が高いため、ほとんどがハードワックスに分類されます。
また、とにかく洗い流しにくいので、洗浄力の高いシャンプーが必要です。
少なからずデメリットはあるものの、セット力に優れ、無造作な仕上がりながらもきちんと髪型をキープできるのはクレイタイプのワックスならではのメリットです。
ジェル・グリースタイプ
ツヤ感のあるフォーマルなヘアスタイルを作るなら、ジェル・グリースタイプ一択!
水分が多いので、濡れ髪のようなヘアスタイルを作り出すことができます。
オールバックや、バーバースタイルなど、クールな大人男性のイメージがあるヘアスタイルはもちろん、パーマヘアや、センターパートヘアなど若者のトレンドスタイルにもピッタリなワックスです。
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ソフトワックス&ハードワックスおすすめ10選
ここからはソフトワックスとハードワックス、それぞれおすすめの商品を5つずつ紹介します。
ワックス選びの参考にしてみてください。
【ソフトワックス】LIPPS(リップス)/エアーマットワックス
男性人気の高い美容室、LIPPSから販売の『LIPPS(リップス)』ワックス。
ソフトワックスがお好みの方は、明るいグリーンのボトルの「エアーマット」がおすすめです。
マットな仕上がりで、ふんわりとエアリーなセットを楽しむことができます。
こんな人におすすめ
- ふんわりヘアが好きな方
- マットな質感に仕上げたい方
- アップル系の香りが好みの方
【ソフトワックス】DEMI(デミ コスメティクス)/uevo design cube(ウェーボ デザインキューブ)ライトワックス
『DEMI(デミ コスメティクス)』からは、「uevo design cube(ウェーボ デザインキューブ)」の、オレンジ色、「ライトワックス」をご紹介します。
自然な動きがあるヘアスタイルを作り出すことができるソフトワックスで、初心者の方も使いやすいでしょう。
ショートからロングまで、さまざまなヘアスタイルに対応可能なワックスです。
こんな人におすすめ
- ワックス初心者の方
- 自然な動きをつけたい方
- ショート、ロングどちらも楽しみたい方
【ソフトワックス】THREE(スリー)/フォー・メン ジェントリング ヘア クリーム
お次は、『THREE(スリー)』の「フォー・メン ジェントリング ヘア クリーム」です。
スタイリッシュなボトルに「THREE」のロゴがオシャレなこちらは、軽やかなスタイリングが可能なワックス。
オイル成分配合でありながら、長時間ベタつかずに使えるのが嬉しいポイントです。
こんな人におすすめ
- オシャレなボトルのワックスが欲しい方
- オイル成分配合でうるおいも叶えたい方
- 長時間つけていてもベタつかないワックスがいい方
【ソフトワックス】GATSBY(ギャツビー)/ムービングラバー エアライズ
誰もが一度は目にしたことがあるであろう、こちらの「ムービングラバー」シリーズは、『GATSBY(ギャツビー)』のロングセラー商品です。
中でもソフトなつけ心地を好む方には、黄緑色のボトルの「エアライズ」がおすすめ。
マッシュスタイルにぴったりなワックスで、時間が経ってからもスタイリングの手直しをしやすいのが特徴です。
こんな人におすすめ
- マッシュヘアの方
- ロングセラー商品を選びたい方
- コンビニでも手軽に買えるワックスが欲しい方
【ソフトワックス】no3(ナンバースリー)/DEUXER soft wax 2(デューサー ソフトワックス 2)
ヘアブランドの『no3(ナンバースリー)』の人気シリーズDEUXER(デューサー)」。
ロングからミディアムヘアでゆるめのカール感をキープするワックスをお探しなら「soft wax 2」がおすすめです。
ファイバータイプのワックスで、程よいツヤ感があるのが特徴。
軽くつけられるので、髪の毛の量が多い方や髪質が硬い方も使いやすいでしょう。
こんな人におすすめ
- 髪の毛が硬い方、多い方
- ファイバータイプのワックスが欲しい方
- 程よいツヤ感を求める方
【ハードワックス】UNO(ウーノ)/マットエフェクター f
ここからはハードワックスの紹介です!
セット力が高いワックスといえば、『UNO(ウーノ)』の「マットエフェクター f」。
セット力が高いのに、髪の毛が固まらないので「ワックスで髪がカチッとなりすぎるのが苦手」なメンズから大人気のアイテムです。
ずに動きを出せるスタイルパウダーが配合されたワックスです。
湿気にも負けない調質成分と、紫外線から髪の毛を守るUVプロテクト成分配合の優秀なアイテムです。
こんな人におすすめ
- 固まらないワックスが欲しい方
- 湿度に負けないワックスを探している方
- 髪の毛を紫外線ダメージから守りたい方
【ハードワックス】MILBON(ミルボン)/プレジュームワックス 7
『MILBON(ミルボン)』の「プレジュームワックス 7」は、強力なセット力を誇るヘアワックスです。
つけてすぐには固まらないので、束感や毛流れなど細かく微調整しながらヘアセットを楽しみたい方におすすめ。
愛用者の中には20年以上使っているという人もいるほど、長年愛されている商品です。
こんな人におすすめ
- 細かくセットできるワックスを探している方
- ロングセラーのアイテムが欲しい方
- キープ力をとにかく重視する方
【ハードワックス】NAKANO STYLING(ナカノ スタイリング)/ナカノ スタイリング ワックス 4F (ファイバータイプ) ハード
『NAKANO STYLING(ナカノ スタイリング)』の「ナカノ スタイリング ワックス 4F (ファイバータイプ) ハード」はその名の通り、ファイバータイプのハードワックスです。
毛先に動きをつけながら、毛束間を演出することができます。
キープ力にも優れているので、お仕事中やデートのときもセットの崩れが気になりにくいでしょう。
こんな人におすすめ
- 毛先に動きをもたらしたい方
- 長時間へアスタイルをキープしたい方
- シトラスフローラルの香りが好きな方
【ハードワックス】GATSBY(ギャツビー)/メタラバー ワックス ハード
『GATSBY(ギャツビー)』からは、ハードタイプのワックスもご紹介します。
こちらの「メタラバー ワックス ハード」は、躍動感のあるスタイリングを楽しむことができるハードワックスです。
髪に馴染みやすいので、思うままのスタイリングを楽しむことができるでしょう。
こんな人におすすめ
- 髪に馴染みやすいワックスが欲しい方
- 躍動感のあるスタイリングを楽しみたい方
- フローラルフルーティの香りが好きな方
【ハードワックス】OCEAN TRICO(オーシャントリコ)/ジェット
『OCEAN TRICO(オーシャントリコ)』のワックス、「ジェット」は、この赤いボトルが目印!
ブランド内でも特にハードなタイプのワックスで、セット力・操作性に優れています。
束感のある髪型や、動きのあるヘアスタイルを楽しんだあと、お風呂でサッと洗い落とせるのも魅力です。
こんな人におすすめ
- セット力の高いワックスが欲しい方
- 洗い流しやすいワックスを探している方
- 動きのあるヘアスタイルをよくする方
あなたのお肌は大丈夫?30代からの老け見え対策を始めよう!
自分に合ったワックスを使ってスタイリングしよう!
ソフトワックスもハードワックスも、それぞれに適したスタイルや髪質があるので、できる限り使い分けてあげるのがおすすめです。
今回紹介したように、柔らかいナチュラルなスタイルを楽しみたい方はソフトワックス、動きのあるカチッとしたヘアにしたい方はハードワックスと、自分に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
ヘアセット初心者の方も迷走中の方も、おすすめのアイテム紹介に出てきた厳選ワックスの中から選べば、失敗しないはず!
ぜひこの機会に、今使っているワックスを見直してみてくださいね。