【気温別】キャンプに最適なメンズコーデとは?服装のポイントやコーデを紹介

近年、キャンプを楽しむ人をよく目にするようになりました。

屋内キャンプをできるところもありますが、外でやるキャンプは気温や天候など自然に大きく左右されます。

そのため季節やロケーションごとに、適した服装を選ぶことが大切です。

そこで今回は季節別・ロケーション別に、キャンプでの服装選びのポイントと、コーデ例をご紹介します。

 

キャンプするときの服装で気を付けるポイント

キャンプは街中と違い、自然の中で過ごします。

そのため、キャンプの服装には気を付けるべきポイントが普段着以上にあります。

変わりやすい自然環境を想定し、温度差や気候に合わせて脱ぎ着できるような服装を選ばなければなりません。

ここからはキャンプに行く際に、服装選びで注意すべき点を5つご紹介します。

朝と夜の冷え込みに注意

屋外で行うキャンプは、日中と夜間の気温差に注意が必要です。

季節によっては、日中との気温差が10℃を超えることもあります。

さらに平地では暑くても、標高が高いキャンプ場は涼しいことも少なくありません。このような場所では朝と夜の冷え込みがさらに厳しいです。

なので、朝と夜の冷え込みも考慮し、着脱しやすい服装を選びましょう。夏は、薄手の防風タイプのアウターを一着持っておくと便利です。

焚火を予定しているなら火の粉に注意

キャンプでの醍醐味の一つといえば焚火。

しかし焚火は火の粉が飛ぶため、洋服に穴が空いてしまう恐れがあり、注意が必要です。

例えばナイロン系の素材の服は、生地が薄く風を防ぐことのできる便利なアイテムです。

しかし熱に弱いため、火に近づく際は一旦脱ぐようにしなければなりません。

火に強いのは綿素材の生地です。着脱が面倒と感じる場合は、アウターなど一番上に着る服は綿素材のものを選ぶと良いでしょう。

虫に注意

屋外で行うキャンプは、虫にも注意が必要です。

蚊や蜂のような羽のある虫はもちろん、木の上から虫が落ちてくることも少なくありません。

毛虫の場合、触れるだけでも厄介な種類もいるため、夏でも長袖長ズボンが基本です。

また虫よけスプレーを使って対策することも忘れず行いましょう。

さらに蜂は黒色に寄ってくる特性があります。服装の色にも注意してキャンプを楽しみましょう。

破けやすい生地の洋服は避けたい

イージーパンツはコチラ

▲着用しているパンツを見る

キャンプ場では、地面に膝をつけたり、木の枝に引っかかってしまう可能性があります。

さらに焚火をするときには、火に弱い生地だと穴が空いてしまうことも・・・。

このような点から、キャンプの際は破けやすい生地の洋服は避けるようにしましょう。

濡れ対策はできるだけ多く

キャンプでは雨や結露、汗など、なにかと水関係のトラブルが付きものです。

特に急に雨が降ってきた場合、テント外においてるテーブルなどを片付ける必要があるので、防水機能のついたアウターやレインコートがあと便利です。

ロケーション別キャンプの服装

キャンプは山の中だけではなく、川や海で行うこともあります。

同じキャンプでも、ロケーションにより気温差の大きさや虫の多さなど、さまざまな違いがあります。

そこでここからは、山・川・海のロケーション別に、キャンプにおすすめの服装をご紹介します。

山でのキャンプ

山でのキャンプで特に注意したいのが、日中と朝晩の気温差です。

先ほども述べましたが、山は標高が高くなるごとに寒くなってくるため、平地では暑くても、キャンプ場は気温が低いことも少なくありません。

そのため標高が高いキャンプ場へ行く際は、気温に注意して体を冷やさないよう、防寒着を持っていくなどの防寒対策をしっかりと行いましょう。

川でのキャンプ

川でキャンプをする際は、周りに紫外線を遮るものが少ないことがあるため、日焼け対策のできる服装を選ぶように意識しましょう。

例えば川遊びの時以外は日焼け対策のために、軽く羽織れるアウターや薄手のパーカーがあると便利です。

また川が近いキャンプ場では、川遊びをする人もいると思います。

そのため、パンツは濡れても大丈夫なように撥水性のあるものを選ぶのがおすすめです。

おすすめなパンツ

川辺や海辺のキャンプなど水遊びをするアウトドアシーンで、活躍してくれる水陸両用パンツ。

普段着としても取り入れやすい見た目なので、街中でのお出かけでも使えるのが魅力です。

海でのキャンプ

海辺は海風がダイレクトにあたるので、防風できるナイロン製のものや厚手のアウターを持っておくのがおすすめです。

海風が強いと、気温は高くても体感温度は低く感じることもあります。暖かいからと油断せず、必ず厚手のアウターを持参しましょう。

また川と同様、日焼け対策も必須です。

特に海は川よりも日差しを遮るものが少ないため、直射日光が多く当たるほか、照り返しも強いです。

日焼け止めや長袖長ズボンだけではなく、帽子やサングラスなども活躍します。

季節別キャンプの服装

日本には四季があり、季節ごとに気温が大きく変わります。そのため季節に合った服装を選ぶことも大切です。

例えば昼と朝夜の気温差の大きい春と秋は、寝る時の服装も慎重に選ばなくてはなりません。

ここからはキャンプ時と寝る時の服装を、季節別にご紹介します。

夏(6月から8月・最低気温20℃以上25℃未満、または25℃以上)

夏はキャンプを楽しむ人が多い季節ですが、朝晩の冷え込みに注意して服装を選ぶことが大切です。

夏は半袖半ズボンをイメージする人もいると思いますが、キャンプでは夏でも長袖長ズボンを選ぶことが基本です。

長袖長ズボンは暑いと思われがちですが、日焼け対策や熱中症対策になります。薄手の生地や吸水速乾性のあるものを選びましょう。

また日焼け対策や熱中症対策だけではなく、虫刺されを防ぐこともできます。

特に自然の中で活動するキャンプは、刺されると命に関わる虫がいることもあるため、長袖長ズボンに虫除けスプレーと徹底した予防を行うのがおすすめですよ。

また直射日光を避けることのできる、帽子やサングラスも持参すると良いです。

帽子は直射日光をしっかりと遮ることができるよう、ツバの広いものを選びましょう。

夏キャンプで寝る時の服装

日中は汗が出るほど暑くても、夜は意外に冷え込むため、薄手のスウェット生地の服装がおすすめ。

また寝袋は、いつも寝ている布団のように汗を吸わないため、吸水機能がついていると便利です。

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冬(12月から2月・最低気温5℃以上10℃未満)

冬は厳しい寒さからオフシーズンと呼ばれるほど、キャンプをする人も少なくなります。

しかし、人が少ないからこそ人気のキャンプ場でもゆっくりとキャンプができたり、虫が少ない、星空が他の季節よりも綺麗に見えるなど、冬ならではのメリットも多くあります。

朝晩はもちろん、日中も厳しい寒さを感じる冬は、しっかりと防寒対策を行うことが大切です。

また防寒対策だけでなく、防風機能があるものを選ぶことで、風の強い場所でも暖かく過ごすことができますよ。

普段街中で着るようなダウンでも構いませんが、スキーウェアのように汗が適度に乾くようなアウターの方がキャンプには適しています。

冬キャンプで寝るときの服装

冬のキャンプでは、冬用の寝袋を用意することが大前提です。

冬用の寝袋は温かいため、スウェット生地の上下でもあまり寒さを感じません。

ただし足先から冷えるため、厚手の靴下を履いて寝るようにすることで、より寒さ対策ができるためおすすめです。

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春・秋(3月から5月、9月から11月・最低気温10℃以上20℃未満)

春と秋は日中も暑すぎないため、快適にキャンプを楽しみやすい季節でもあります。

しかし日中は暖かくても早朝と夜は冷え込むため、朝晩の防寒対策が欠かせません。

すぐに脱ぎ着できるようなカーディガンなどのアウターを持参しましょう。

特に雨が降り出すことを想定して、撥水機能など雨対策のできるアウターがおすすめです。

春・秋キャンプで寝るときの服装

春と秋のキャンプで寝る時の服装は、薄手のスウェット生地で構いません。

冬同様寝袋の中は温かいため、薄手のスウェット生地でも寒さを感じることは少ないです。

注意点として、日中が快晴で暑かったからという理由で、Tシャツ等で寝るのは風邪など体調不良の原因になります。

朝晩の冷え込みも考慮して、長袖のスウェットが丁度よいでしょう。

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キャンプでもオシャレできるコーデ

ここまでロケーションや季節別に、それぞれに合った機能性を備えた服装をご紹介しました。

しかしせっかくキャンプに行くのであれば、機能性だけではなくオシャレも楽しみたいもの。

特にテントが立ち並ぶキャンプサイトなどでは、隣のサイトの人と交流することもあるでしょう。

その際、不恰好でダサいと思われるよりも、オシャレと思われた方が楽しく交流できます。

キャンプを快適に楽しむことのできる機能性はありつつ、オシャレなデザインの服装を見つけましょう。

ここからは、機能性のあるオシャレアイテムを使ったコーデ例を3つご紹介します。

キャンプ時の服装選びに悩んでいる、どんなアイテムを選んだらいいかわからないという方は、ぜひキャンプのコーデの参考にしてください。

コーデ例①

軽量で撥水機能もあるなど、高機能なアイテムは高価なことも少なくありません。

しかしこのマウンテンパーカーは、雨対策にもなる撥水機能を備えているほか、軽量でポケッタブルであるにもかかわらず、リーズナブル。

キャンプなどのアウトドアだけではなく、街中での普段着としても着用できる万能なアイテムです。

そんな高機能でリーズナブルなマウンテンパーカーと、リラックス感抜群のラフなセミワイドパンツを合わせたコーデです。

夏でも着やすい素材のため、春夏秋とロングシーズンで着用できます。

スニーカーはインソールのクッション性が高いため、歩きやすく疲れにくいためキャンプにぴったり。

シンプルかつラフなアイテムを合わせて、カジュアルで大人っぽいコーデです。

着用アイテム
マウンテンパーカー
アイスTシャツ
ロング丈タンクトップ
セミワイドパンツ 
シンプルスニーカー 
無地ソックス

コーデ例②

軽量で撥水機能のあるマウンテンパーカーを着たコーデです。

このマウンテンパーカーは軽量なため動きやすい上、雨対策や汗で蒸れることを防ぐことのできる撥水機能が備わっているため、キャンプに適しています。

さらにシンプルなデザインや機能性の高さは、キャンプだけではなく通勤や通学、スポーツ時など街中でも着用でき、さまざまなシーンで活躍します。

動きやすさや歩きやすさも重視したいので、ジョガーパンツとスニーカーを合わせています。

着用アイテム
マウンテンパーカー
アイスTシャツ
ジョガーパンツ
シンプルスニーカー 
無地ソックス 

コーデ例③

コーデ例①と②と同じマウンテンパーカーを着用していますが、マリンテイストなボーダーTシャツを着用していることで、爽やかなコーデになっています。

パンツは、裾に向かって徐々に細くなっていくシルエットが特徴のテーパードパンツ。

スッキリとした見た目で体型カバーもでき、大人っぽさ全開のIラインシルエットになります。

キャンプの服装には欠かせない吸水速乾機能があり、春夏秋とロングシーズンで着用可能です。

大人っぽいものの爽やかで接しやすい雰囲気になるこのコーデは、キャンプなどのアウトドアだけではなく街中でも活躍します。

着用アイテム
マウンテンパーカー
ボーダーTシャツ
テーパードパンツ
シンプルスニーカー 
無地ソックス

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まとめ

屋外で楽しむキャンプは、虫や天候など自然に左右されるため、さまざまな対策を行い、吸水速乾など機能性の高い服装を選ぶことが大切です。

しかし機能性ばかりに目を向けていては、オシャレなコーデにはなりません。

機能性も備えつつオシャレなデザインのアイテムを見つけて、自分好みなコーデを作りましょう。

またキャンプだけではなく、街中でも着ることのできるデザインであれば、オフシーズンでも楽しめるためおすすめです。

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Dコレ編集部
ファッションメディア Dコレ編集部
メンズファッションを中心に、オシャレに関する”タメ”になる情報をお届け!オススメのアイテムやコーディネート、お悩みを解決する方法などを分かりやすく解説します。

 

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