イメージ違の返品にはどんな対策ができるのか?
アパレルだけでなく今後のネット通販業界で『返品率』はやはり無視できない。
アパレルにおいては特にサイズが合わないということによる返品の対策を強化していかなくてはならない。
という記事を書きました。
サイズ関連に次いで返品が多い項目はイメージ違いです。
イメージ違いの内訳は、デザイン、色、生地感が多くを占めます。
そして、商品ページの画像だけで伝えることが最も難しいのがサイズ感と生地感になります。
サイズについては上記の関連記事にて対策事例を紹介しましたので、今回は生地感を伝える対策事例を紹介します。
ニットの事例
ニットの生地感で気になるのが編み方と厚さです。
これらに関しては比較という形で違いを分かりやすく表現しています。
この商品は他のニットと何が違うのか?
単純明快で誰が見ても違いが一目瞭然です。
そしてこのニットのポイントをシンプルに伝えます。
長々とうんちくを語るサイトをよく見かけますが、ただ見難くて読むのが面倒になるだけですからね。
シンプルに伝えることが最も親切な伝え方です。
表面変化素材の事例
特殊な表面変化のある生地は難しい専門用語を使わず、わかりやすい言葉で伝えます。
小難しいうんちくはただの自己満にしかなりませんからね。
そして比較できるものがあれば可能な限り比較します。
今回の場合は一般的なMA-1で使われているナイロン系の素材と何が違うのかを解説しています。
さらにその違いがどんなメリットを及ぼしてくれるのかも伝えます。
「表面の違いは分かったけど、結局何がいいのさ?」という疑問を解決しなければなりません。
コートなのに、カットソーなのにシャツ生地?の事例
シャツの様に気軽に羽織えるチェスターコートは特に要注意。
コートって厚手の生地をイメージしてる人が多いからです。そのイメージを払拭しなければなりません。
こうした薄手の軽い生地であるのがイメージできる画像はやはりアイキャッチ性があります。
薄手だけど裏地があるから秋物として使えるんだよと、不安材料をなくす解説もしっかりと。
さらにそれによるメリットも解説することで説得力も増します。
この場合インナーをニットにしても引っ掛からずに着易いんだなと想像することが出来るでしょう。
「厚手の生地で堅苦しいイメージのコートではない」というのがたった3,4枚の画像だけで伝わります。
シンプルに伝えることは簡単そうで最も難しい技術です。
カットソー(Tシャツ)であるのにシャツ素材という難しい事例。
Tシャツというと綿ぽい素材をイメージする人が多いからです。
ここでも「Tシャツとは違う」とシンプルに分かりやすく伝えるのが大事。
あとはシャツ生地だけど動きやすいということが一目で分かる画像で解説します。
シンプルに分かりやすく伝えるノウハウがある
以上がDcollectionが行っている生地感をシンプルに分かりやすく伝える事例です。
こうした対策は現在商品ページを作成するメンバー全員が意識し、実行することが出来ています。
つまり、誰が作成しても伝えるべきポイントとその方法が共通しているということ。
これは日々の分析とノウハウの蓄積の賜物でしょう。
何度も言いますが、シンプルに分かりやすく伝えるのが最も難しいことです。
長々と細かい文字で延々とうんちくを語る商品ページはDcollectionにはありません。
それはお客様の立場に立った”親切な商品ページ”を常日頃から考えているからです。
取引先からも「御社の商品ページは親切で丁寧ですよね」と最近よく言われるようになりました。
もはやDcollectionのブランディングであり、強みにもなっていますね。
今回紹介した内容を意識しつつ、商品ページをご覧いただけると幸いです♪
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