5分でわかる!好印象をつかむビジカジの着こなし方と注意点!

男性なら誰でも、周囲から「デキる人」と思われたいですよね。

例えば上司や同僚、もちろん女性社員からも、

「デキる雰囲気が出ていて、頼りたくなる」
「いつも着こなしがキマッていて、憧れるな」

と、こんな風に良い印象を持たれると嬉しいと思います。

でも、「デキる人に見られるにはどうしたらいいんだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

今回は、ビジネスカジュアルを上手に着こなすポイントや注意点、体型をカバーする着こなし方をご紹介します!

この記事を読めば、ビジネスカジュアルでの着こなしの悩みが解決します。

それでは、いってみましょう!

ビジネスマンは第一印象で決まる!?

同じ部署の先輩や同僚に、顔がイケメンなわけでも、身長が高くモデル体型というわけでもないのに、社内からも社外からも評価が高く、さらに女性からもモテる人っていますよね。

そういう人ってなんだか「デキる人」に見えませんか?そう見られる人達に共通していることは着こなしが上手ということです。

着こなしが上手ということは第一印象がイイということです。

第一印象がイイと、取引先との良好な関係を築くきっかけになったり、同僚や女性社員たちから憧れや尊敬の眼差しで見られ、社外からも社内からも高い評価を得ることができるようになります。

では、どうしたら着こなしが上手くなるのか・・大事なポイントをご紹介します!

ポイントは、サイズ・色合わせの2つだけです!

ビジネスカジュアル

左右の画像を比較してみると、どちらの方が良い印象ですか?

左のようにサイズの合っていない服や色の合わせ方を知らずにいると、だらしなく見えて悪い印象を持たれます。逆に、右のようにサイズの合ったものを選ぶとスタイリッシュにキマッて良い印象を持たれ、周囲から「デキる人」と思ってもらえるようになるのです。

アイテムの正しいサイズの測り方

今回は、ビジネスカジュアルで基本のアイテムとなるシャツ・ジャケット・パンツの3つに絞って、それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。

まず、サイズについては自分の体型を把握した上で正しいサイズの服を選ぶことが重要です。

ぽっちゃり体型の人や痩せ型の人、身長が高い人低い人、体型のお悩みを抱えている人は多くいらっしゃると思いますが、ついコンプレックスを隠そうとサイズの合わない大きめの服を選んでしまったりしていませんか?

それは間違いです!

正しいサイズの服を着ていると、キレイなシルエットがつくられ、スタイルが良く見えて周囲から良い印象を持たれます。印象が良いと、周囲から信頼され仕事を任されるようになります。そして信頼されると、自分に自信がつき普段から高いパフォーマンスを発揮できるようになります。

それくらい、ビジネスカジュアルの着こなしにおいてサイズを意識することは重要なのです。

では、正しいサイズの測り方ついて詳しく見ていきましょう!

 

シャツ

シャツ

【チェックするポイント】

  1. 首まわり
  2. 裄丈

①首まわり

シャツ首まわり

「喉仏の下と首の後ろの付け根を通るように測る」

首まわりは直しが効かない部分なのでサイズの計測では一番に注意してください。

ボタンを1番上まで留めた状態で、指が2本入る程度のゆとりがあるのがベストです。

首を上下左右に動かして苦しくないかどうかを確認しましょう。

基本的に、指2本分=「実寸+2cm」と言われていますが、少しゆったりしたサイズ感がお好みの方は「実寸+3cm」でも大丈夫です。それ以上のサイズですと、襟元がだらしなくなり印象が悪くなるので気を付けましょう。

 

②裄丈

シャツサイズ裄丈

「首の付根の中心から、手首のくるぶしまでの長さを測る」

①首の付根の中央→②肩先→③肘→④手首のくるぶし

画像のように、この順番で長さを測ります。

「手首のくるぶし」とは?

手首のつけ根にある骨のことを言います。

 

シャツサイズ

袖の正しい長さは、画像のように手首のくるぶしが少し隠れるくらいがジャストです。

シャツの袖の長さが正しいと、腕や身丈の部分に程よくゆとりができるので、腕を曲げたり上下に動かす際にラクです。また、夏場などシャツ1枚で過ごす時は特にシャツのシルエットの美しさがスタイルを良く見せるポイントになるので、袖丈にまで気を配る必要があります!

ジャケット

ジャケット

【チェックするポイント】

  1. 肩幅
  2. 着丈
  3. 袖丈

①肩幅

ジャケットサイズ

「前ボタンを留めて、肩先が張りすぎず凹みすぎない程度」

左の画像のように、肩先に膨らみがなく、ジャケット本来のシルエットが出ているものが正しいサイズです。

右の画像のように肩が落ちて、肩先を横から押すと親指が入り込み、凹んでしまうようならサイズが大きいということになります。

痩せ型の人は身体を大きく見せようと大きめのサイズを選んだり、ぽっちゃり体型の人は窮屈感なく着用したい思いから、つい大きめのサイズを選んでしまうといったケースが多いですが、自分の体型にぴったり合ったジャケットを選ぶことが、カッコよく着こなすコツです!

逆に、小さいサイズを選ぶと窮屈な印象を与えてしまうので気を付けましょう。

 

②着丈

ジャケットサイズ

「お尻が3分の2ほど隠れるくらいがジャスト」

画像の赤いラインがお尻の中心で、その中心よりも少し下の長さくらいが最もシルエットがキレイに見えるサイズです。

サイズが大きいと、全体的に野暮ったい印象になります。また、着丈が長いと脚が短く見えてしまうのでスタイルも悪く見えてしまいます。

逆にサイズが小さいと、身幅も狭く窮屈な印象になってしまうので、選ぶ際は腕を上下左右に動かしてみて苦しくないかを確認するようにしましょう。

 

③袖丈

ジャケットサイズ袖丈

「手を水平に曲げた状態で、甲にジャケットの袖口が軽く触れるくらいがジャスト」

袖丈を測る際は、左の画像のように手の甲に袖口が軽く触れるかどうかを必ず確認するようにしましょう。

右の画像のようにサイズが大きいと、だらしなく頼りない印象を与えるだけでなく、清潔感も欠けて見えます。

ビジネスの場において袖口は、腕時計を見る時や名刺交換の時など特に他人の目によく入る部分なので、ジャケットを選ぶ際には袖丈にまで気を配る必要があります。

袖丈のサイズが適正だと、袖口から覗くシャツの爽やかさが合わさり清潔感のあるスッキリとした印象になります。

パンツ

スラックスパンツ

【チェックするポイント】

  1. ウエスト
  2. 裾丈

①ウエスト

スラックスサイズ

「ベルト無しの状態でお尻にシワが寄らないくらいがジャスト」

ウエストは画像のように、

 

  • ベルトを付けない状態で掌が1枚入る程度
  • お尻から太ももにかけて程よくゆとりができる

この2つのポイントに気をつけるようにしましょう。

ビジカジスタイルにおいて、パンツのシルエットの美しさは相手に与える印象に響くので非常に重要です。体型に合った正しいサイズのパンツを選ぶと、脚のラインがキレイに出るのでスタイルアップ効果になりキッチリした印象になります。

 

スラックスサイズ

サイズが大きいと、お尻や太もも部分がダボダボして非常にだらしなく見えてしまい、印象が悪くなります。

特に、痩せ型の人は細さを隠そうと大きめを選ぶことがありますが、身体に合った細身のパンツを選ぶほうがシルエットがキレイに出てスタイルが良く見えます。

スラックスサイズ

サイズが小さいと、お尻が食い込みシワも増えて窮屈そうに見えてしまうので印象が悪くなります。

筋肉質な人やぽっちゃり体型の人で、ウエストは合っていてもヒップに窮屈感がある場合は、ヒップのサイズに合わせてウエストはベルトで調節することをオススメします!

②裾丈

スラックスサイズ

「革靴を履いて立った時、靴の甲の上でワンクッション程度がジャスト」

シャツやジャケットのサイズが適正でも、パンツの裾丈が合っていないとせっかくのキレイなシルエットが崩れてしまいます。そのため、パンツの裾丈の長さについても意識しましょう。

基本的に、画像のように靴の甲の上でゆるくシワが入るくらいの長さがベストです。太ももからふくらはぎ、足首までのラインがとてもキレイに出るのでスタイルが良く見えて好印象です。

 

スラックスサイズ

ソックスが見えてしまうくらい短すぎる裾丈は、脚が短く見えてしまいダサい印象になります。

最近は短めの裾丈が流行っていますが、キレイなシルエットを出すにはワンクッション程度がベストなので、ソックスが見えない程度の長さを意識しましょう。

スラックスサイズ

丈が長すぎると靴に裾が乗りダボダボしてだらしない印象になります。

足元にシワがあると、全体のバランスが重くなり脚が短く見えたり野暮ったい雰囲気になってしまうので、細かく調整するようにしましょう。

色の効果で印象に変化をつける

次に、2つ目のポイントの色合わせについては色が与える印象の効果を知ることが重要です。

色の効果を理解していると、表現したい自分を自在に演出することができます。

例えば、大切な商談のために自信を付けたい時や取引先への挨拶で緊張するから落ち着きたい時など、自分の気持ちやシーンに合った色を選ぶことができると、良い印象をもたれ周囲から信頼されるようになります。

 

ビジカジで失敗しない組み合わせ

ビジネスカジュアル

「ネイビージャケット×グレースラックスはビジネスカジュアルの定番スタイルです。

この2つの組み合わせが失敗しない理由は、どんな色のシャツやネクタイとも合わせやすいのでコーディネートに悩まないという点と、ネイビーの大人な雰囲気とグレーの上品さが合わさり頼れるビジネスマンの印象になるので、相手にも好感を持たれるからです。

そこで、今から紹介するビジネスカジュアルのコーディネートでは、ネイビージャケットとグレースラックスを固定とし、ネクタイとシャツの色を変えることで、どのように印象が変わっていくのかについてご紹介していきます!

 

赤系のネクタイ

suit_style_red

【赤の印象】

知的さ・意志の強さ

 – 合わせるシャツのパターン例 –

ネクタイを引き立たせる

→白・寒色系(水色)シャツ

nevy_red

白シャツは、ジャケットのネイビーとネクタイの赤色が、それぞれハッキリしていてとてもメリハリがあるので、引き締まって見えます。例えば、何かを決定する勝負の日やリーダーシップを発揮したい日に合わせると力になる色ですね!

寒色系のシャツは、白シャツよりもメリハリが和らぎ、男らしい誠実な雰囲気を演出できます。

ネクタイを馴染ませる

→暖色系(ピンク・オレンジ系)シャツ

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ネクタイと同系色のピンクのシャツは、優しさと親しみやすい雰囲気を演出してくれます。

オレンジ系(ベージュ)のシャツは、薄いストライプ柄がオススメです。淡色のものだと、色の主張が強いのでバランスが悪くなってしまいます。

薄いストライプ柄は赤ネクタイと馴染み、赤の主張の強さを和らげて優しい雰囲気にしてくれます。

こんなシーンにオススメ

大事な商談を成功させたい日や、リーダーシップを発揮したい日に赤系の色を取り入れると、自分の気持ちだけでなく周囲に与える印象もキリッと引き締まり、頼れる男性に見られるでしょう。

 

ブルー系のネクタイ

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【ブルーの印象】

知的さ・冷静さ

 – 合わせるシャツのパターン例 –

ネクタイを引き立たせる

→白シャツ

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白シャツに明るいブルーのネクタイを合わせると、清涼感のある爽やかな雰囲気が醸し出されます。

暗いブルー(ネイビー系)のネクタイを合わせると、冷静で落ち着いた男性の印象になります。

ネクタイを馴染ませる

→寒色系(水色)シャツ

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ブルー系のシャツは同系色のブルー系のネクタイと相性抜群!

左の明るいブルーのネクタイとストライプシャツの組み合わせは、若々しく見せる効果があることに加えて明るく爽やかな雰囲気が出ます。

右の暗いネイビーのネクタイと薄い水色のシャツの組み合わせは、ネイビーの重厚感が上品な雰囲気を演出し、落ち着いた大人な印象になります。

こんなシーンにオススメ

ブルーは誠実さや知的さ、信頼感を表す色と言われています。取引先への訪問や、初対面の人に受け入れてもらいたい採用面接や入社挨拶の時などにブルー系の色を取り入れると効果的です。

 

グリーン系のネクタイ

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【グリーンの印象】

知的さ・穏やかさ・安心感

 – 合わせるシャツのパターン例 –

ネクタイを引き立たせる

→白シャツ

navy_green

グリーン系の色はリラックスカラーと言われており、安心感や穏やかさを周囲に与えます。

左のように明るいグリーンのネクタイに白シャツは、元気でフレッシュな雰囲気になります。

右のように暗いグリーンのネクタイに白シャツは、周囲に安心感と癒しを与え、落ち着いた印象になります。

ネクタイを馴染ませる

→寒色系(水色)シャツ

navy_green2

類似色であるブルーのシャツはグリーンが馴染みます。

左のように明るいグリーンのネクタイと白とブルーのストライプ柄のシャツは、明暗の差を簡単に出すことができます!

右のように、暗いグリーンのネクタイなら水色のシャツを合わせると穏やかな印象が増すのでオススメです。

こんなシーンにオススメ

デスクワークなど外に出る予定がない日や会社の飲み会がある日は、社内の雰囲気を和やかにするグリーン系の色を取り入れると、親近感のある穏やかな印象を持たれます。

 

体型別のお悩みをカバーする色合わせ

これまで、色が周囲に与える印象の効果についてお話してきましたが、それを踏まえた上で今度は、色によって視覚的に体型のコンプレックスをカバーするテクニックをご紹介します。

特に体型のお悩みの中で多い、ぽっちゃり体型・痩せ型・低身長の3つに絞って説明します!

 

ぽっちゃり体型

ぽっちゃり体型の人は、横に大きく見えてしまう傾向があるので、実際よりも細く見せるためのテクニックが有効です。

ポイントは、膨張色は避けてネイビーやボルドーなどのダークカラーで引き締めることです。

ビジネスカジュアル体型カバー

モデル身長:168㎝ 体重:64kg

画像のように、シャツとジャケットの色の明暗をハッキリさせることで、全体の印象を引き締める効果があります。

ジャケットは、ネイビーやチャコールグレーといった濃色のものだとパキッとした印象になります。また、ストライプ柄のシャツも身体のラインを細く見せる効果があるのでオススメです。

 

ビジカジネクタイ

左:小さいドット 右:細いレジメ

ネクタイでもぽっちゃり体型をカバーする方法は2つあります。

1つ目は、ネクタイの太さです。太めのネクタイを合わせる方が顔が小さく見える効果があります。顔を小さく見せることでスタイリッシュな印象になるので、ネクタイ選びの際は太さにも意識しましょう。

2つ目は、柄の大きさです。ネクタイの柄が大きいと、より体型を大きく見せてしまいます。そのため、画像のように小さく細い柄のネクタイを選ぶことで、身体を小さく見せることができます。

 

痩せ型

痩せ型の人は、実際よりも大きく見せるためのテクニックが有効です。

ポイントは、シャツやネクタイは膨張色のものを、そして柄は大きいものを選ぶことです。

ビジネスカジュアル体型カバー

モデル身長171cm 体重47kg

シャツの色は明るく淡い色を着ると膨張して見えて身体が大きく見える効果があります。

画像では薄い水色のシャツを着用していますが、薄いピンクや薄いイエローも膨張効果があるのでオススメです!

注意すべき点は、ストライプ柄のシャツの着用はなるべく避けることです。ストライプ柄は縦に長く見せる効果があるので、痩せ型の人が着ると細さが強調されます。

 

ビジカジネクタイ

左:大きいドット 右:太いレジメ

ネクタイで細さをカバーする方法は、大きい柄を選ぶことです。

小さく細い柄だと華奢さが強調されてしまうので、画像のように柄の大きいネクタイを締めることで身体を太く大きく見せる効果があります。

 

低身長

低身長の人は、縦に長く見せるためのテクニックが有効です。

ポイントは、シャツとネクタイの柄でスタイルアップを測ることです。

ビジネスカジュアル体型カバー

モデル身長:163㎝ 体重50kg

ストライプ柄のシャツは、縦に長く見せてスタイルを良く見せる効果があります。

画像では、定番のブルーのストライプシャツを着用していますが、赤系やグリーン系、イエロー系のストライプシャツもあるので、揃えて持っていると使いまわせるので良いですね!

 

ビジカジネクタイ

左:大きいドット 右:太いレジメ

ネクタイで低身長をカバーする方法は、ネクタイの柄で視線を上に集めることです。

柄のシャツでなく、画像のような無地のシャツを着用する際は、大きい柄のネクタイを合わせることで自然と視線を上に集めることができるので、身長の低さをカバーすることができます。

 

まとめ

いかがでしたか?

「デキる人」になれるカギは、着こなしにありました♪

サイズと色合わせの正しい選び方が分かれば、様々なビジネスシーンに適した服装ができるので周囲から良い印象をもたれるのです(*^^*)

この記事を読んで、印象を良くする着こなしの参考になりましたら幸いです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

   
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