プロが教えるおすすめのボタンダウンシャツ。ユニクロ、無印、鎌倉シャツを比較

なぜボタンダウンシャツをおすすめするのか?

シャツの中でもボタンダウンは特に人気があります。

ボタンダウンシャツとは襟にボタンがついているシャツのこと。


出典:BrooksBrothers

ボタンダウンが人気な理由

  • ネクタイをしなくてもかっこいい
  • 襟が立つので小顔効果がある
  • 襟をボタンで留めるので上からニットを着た時に襟が飛び出ない

ビジネスカジュアルからクールビズまで幅広く使えるシャツなのです。

その中でも特に“オックスフォード生地”を使ったボタンダウンシャツをよく見かけます。

オックスフォードとは?

オックスフォードとは、縦糸と横糸を2本ずつそろえる「織り方」の名称で、ザラッとした表面がカジュアルな印象を与えてくれます。

特徴として肌触りが良い・通気性が良い。

そして最大の特徴は”シワになりにくい”という点。

シャツを着るにあたって”シワになりにくい”というのは非常に嬉しいですよね。

オックスフォード生地と相性が良いのは綿

綿(コットン)は通気性が高く肌触りも良いが、シワになりやすいという欠点もある。 

なぜオックスフォードと綿は相性が良いのかというと、綿の「シワになりやすい欠点」を「シワになりにくいオックスフォードの特徴」がカバーしてくれるのです。

つまり綿100%のオックスフォード生地は、肌触りも良くシワになりにくいという最高の特性を持っているのです。

良質なオックスフォードシャツのほとんどは綿100%です。

なぜならば綿の持つ天然繊維特有の柔らかさ、肌触りは他の素材では真似のできないものだからです。

洗濯して干しただけの洗いざらしでも使えるので、アイロン要らず。手間を気にせずどんどん使えます。

ぜひ綿100%で織られたオックスフォード生地のボタンダウンシャツを選びましょう。

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オックスフォードボタンダウンが人気の理由が分かりますね。そこで今日はコスパに優れたボタンダウンシャツを比較します。

4つのボタンダウンシャツを比較

ボタンダウンシャツを販売しているメーカーは多くありますが「1万円以下で手に入るオックスフォード」に限定すると「鎌倉シャツ」「ユニクロ」「無印良品」が対象となりました。

鎌倉シャツ

鎌倉シャツは”Made In Japan”にこだわったシャツ専門メーカーで、高級シャツに負けない品質のシャツが安く手に入ります。そのコストパフォーマンスから、愛用しているビジネスマンはかなり多いです。

鎌倉シャツ スリムフィット 6,372円(税込)

ユニクロ

実は、最近ユニクロでは各アパレルメーカーからデザイナーをどんどん引き抜いています。シャツに関してもシャツ専門のデザイナー、パタンナーをどんどん引き抜いているんですね。数年前のシャツとは比べ物にならないくらい良いシャツを作っています。

ユニクロ レギュラーフィット 2,150円(税込)

ユニクロ スリムフィット 2,150円(税込)

無印良品

洋服を売ってるというイメージはないかも知れませんが、商品数が少ない分、1つ1つ素材からこだわって良質な洋服を作っています。

無印良品 2,980円(税込)

シルエットを比較

サイズ情報
176cm 65kg 鎌倉40/84 ユニクロXL 無印良品XL

まず注目して頂きたい「袖の細さ」

鎌倉シャツと無印良品は袖が細く綺麗なシルエットをしていますね。

それに対してユニクロの方は袖が少し太めになっています。

袖が太いと不格好に見えてしまいます。

ユニクロ スリムとレギュラーはどこが違うのか?

パッと見は両方同じに見えますが、着た感覚もそれほど違いがありませんでした。

唯一違うのは身幅です(レギュラー身幅62、スリム身幅59.5)

続いて「着丈」を比較

無印良品の着丈は75cmで他は80cmとなっています。

カジュアルシーンですとシャツの裾を出して着ることがありますが、着丈が長すぎるとバランスが悪く見えてしまうんです。

無印良品の着丈は裾を出して着るのにちょうど良いんです。

カジュアルな着こなしに適した無印良品

タックインするなら鎌倉シャツに軍配

鎌倉シャツは袖だけでなく身幅も細く仕上げられており、着丈も長いことから、タックイン前提で作られたシャツです。

ユニクロレギュラー 身幅62

ユニクロスリム 身幅59.5

無印 身幅55

鎌倉 身幅50

4つの中で1番キレイなシルエットをしていますね。

また、鎌倉シャツのオックスフォード生地はキメが細かく光沢があり、上品な印象を与えます。

質の良い糸を使っている事が分かりますね。

カジュアルシーンだけでなくビジネスシーンでも十分使う事が出来るでしょう。

細部を比較

ここからは細部を比べていきましょう。

襟の形

ボタンダウンシャツの良い所は「ネクタイをしなくても襟が立つ」という点。

襟が立っていると小顔効果があるのでスタイルも良くみえます。

3つを比較してみると鎌倉シャツの”襟立ち”が1番綺麗ですね。

これは日本の匠による技術の成果だそうですよ。

背中部分の仕立てはセンタープリーツ

ボタンダウンシャツと言えば肩、胸まわりを動かしやすい「センタープリーツ」が定番となっていますが、ユニクロのスリムモデル以外はセンタープリーツが採用されていました。

(ユニクロのスリムモデルは背中の仕立ては無し)

ボタン

鎌倉シャツだけが”貝殻ボタン”です。

ユニクロ、無印は3,000円を切るのでここはしょうがないですね。

ただし、無印良品のボタンはパット見で貝殻ボタンに見えます。

私もボタンの裏側を見るまで貝殻ボタンだと思っていたくらいです。

ガジェット

裾の前後が合わさる部分に取り付けられる”ガジェット”が付いていたのは無印良品だけでした。

ほつれやすい部分ですが、無印良品のシャツはガシガシ洗っても大丈夫そうですね。

縫製の技術

縫製の技術と言われてもなかなか分からないと思いますが「糸と糸の間隔」に注目してみて下さい。

間隔が狭い方が技術が高いです。

ユニクロは自動ミシンを使っているので縫製品質が良いと言われていますが、鎌倉シャツはそれを超える技術の高さ。

さすがMade In Japanですね。

服を買う時に普通はこんなところ見ないと思いますが比べてみると面白いですよ。

ボタンダウンシャツにネクタイはアリかナシか?

ボタンダウンシャツの起源を知るとよく理解できます。

「ボタンダウン」はもともとイギリス紳士がたしなむポロ競技で使用されていた洋服を基に考案されました。

ポロ競技は馬に乗って走るため、普通のシャツだと襟が風でめくれて顔や首にパタパタ当たってしまい競技の邪魔になりますよね。

そこで、襟をボタンで留めてしまおうとなった訳です。

その後「ブルックス・ブラザーズ」のデザイナーがポロ競技を観戦した際、襟をボタンで留めているのを見てボタンダウンシャツを考案し商品化したというのが起源です。

ボタンダウンシャツといえばブルックス・ブラザーズというイメージがあるのもそういった理由からですね。


画像参照:ブルックス・ブラザーズ

つまりボタンダウンシャツはもともと「カジュアルでスポーティなシャツ」という位置付けなのです。

そういった成り立ちから、一昔前は”ボタンダウンシャツにネクタイは”ナシ”と考えられていたようです。

しかし最近では”ボタンダウンシャツにネクタイ”をビジネスシーンでも良く見かけるようになりました。

ビジカジ化が進んでいる影響かも知れませんがボタンダウンシャツにネクタイは時代と共に”アリ”に変わってきたんですね。

ただし結婚式やパーティ等のフォーマルな場で”ボタンダウンシャツにネクタイ”は避けておいた方が良いでしょう。

まとめ

キレイめにボタンダウンを着こなすなら

シルエット、生地の質、ボタン、縫製技術を考えると「鎌倉シャツ」が最もおすすめです。

このレベルのシャツを6,372円で提供できるメーカーはなかなか無いでしょう。

というのも、鎌倉シャツの原価率は約60%とかなり高いんです。

普通こんな原価率ではアパレル企業の経営は成立しないでしょう。(一般的なアパレルメーカーの原価率は30%程と言われる)

縫製工場直売だからこそ可能な、ハイコストパフォーマンスシャツなのです。

通常でしたらこのレベルのシャツは1万~1万5千円はするでしょう。

スリムフィット MANHATTAN ¥6,372(税込)

カジュアルにボタンダウンを着こなすなら

値段、着丈、シルエットを考えると「無印良品」が最もおすすめです。

裾を出して着るのにちょうど良い着丈。

もちろんタックインも可能です。

そして洗いざらしのオックスフォード生地は何とも言えない風合いになります。

生地も厚手でしっかりしているので、気を遣わずに長く使えるシャツになるでしょう。

オーガニックコットン洗いざらしオックスボタンダウンシャツ ¥2,980(税込)

1万円以上するシャツを買うのも、もちろん良いでしょう。

でも、同じ金額を出すなら鎌倉シャツで白とサックスブルーの2色を揃えたり、鎌倉シャツと無印良品の両方を揃えたりして、いろんなオシャレを楽しんでみるのも良いものですよ。

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2019.01.22