【Dcollectionの開店秘話】第2話:夢への小さな1歩。全教科20点から始まった大学受験

イトゥです。Dcollectionの開店秘話、第二回。前回は料理人を辞めて社長になることを決断した経緯を書きました。

社長になろうと決めたものの社長のなり方なんて分からない。身近にいた社長に「社長になるためには何をすればいいか?」を聞きに行ったところからの続きです。

経営学を学ぶために大学を目指す

聞いてみると「社長の仕事は経営をすること。まずは大学で経営学を学んだらどうか。」とアドバイスをくれたんです。まず何をすればいいか分からない状態から、経営学を学ぶという目標ができました。1歩前進です。

「ところで経営学が学べる大学ってどこにあるんだ?」「受験しないといけないけど、まずは何をすればいいんだ?」次の疑問が出てきます。しかしここでもまずは1歩踏み出そうと、本屋に行って経営学が学べる大学を調べてみました。

そうしたら、なんと地元福井県に福井県立大学というのがあって経営学部経営学科というのがあったんですよ。これはもうラッキーだということで志望校はここに決めました。

次が受験勉強をどうするか。高校の時もまともに勉強していなかったうえに、3年間勉強から離れていた状態なので何から手を付けていいのか分からない。そこで地元の予備校へ通うことにしました。

予備校に入学して勉強漬けの毎日

入学するとクラス分けのテストがあるのですが、200点満点のマークシートでどれも20点台だったのを覚えています。しかも予備校に入学したのが6月だったのでセンター試験までに残された時間は7ケ月。

こんな状況でしたが全く悲観することなく、予備校の先生が言うことを素直に実行しました。1日の授業が終わったら復習をする。次の日の授業の予習をする。問題集で間違えた問題は必ず解説を読んで、出来るようにする。それでも分からなければ先生に質問する。間違えた問題はもう1度やる。

そしてとにかく勉強しました。歩きながら単語帳、トイレでも単語帳、お風呂で参考書。土日も朝から寝るまで勉強。でもこれが楽しかった。どん底からだったので成績は上がるしかなかったし、何より夢に向かって前進していることが大きかった。高校の時にあんなに嫌いだった勉強が、目的があるだけでこんなにも違うのかと思いました。

そしてセンター試験の前日のことは今でも覚えています。料理人をやってた時の先輩が電話をくれたんです。「明日センター試験だろ。頑張れよ」って。気にしてくれてたことがすごく嬉しかった。そんな応援のおかげでセンター試験はバッチリ。

その勢いで2次試験も受けて合格発表当日は自分1人で見に行きましたが、ボードに自分の受験番号があったのを見た瞬間「よし。これで俺は社長になれる」と思いました。

大学に入学したが・・・

そうして始まった大学1年生。どんなことを学ぶのかワクワクしていたのですが、想像していたのとは違って、規模の大きな経済の授業ばかりでした。社長になるにはこれは覚えておけ!とか起業した人の実例を学ぶのかと思っていたのですがちょっと違った。

「まずいぞ。俺はこのまま大学に通ってて社長になれるのか?」そんな不安が出てきたので、社会人向けのセミナーや商工会議所に行ってみたりしたものの、モヤモヤは解消されず。

結局バイトに明け暮れることになるのですが1年生の12月、中国への交換留学制度があることを知ります。

つづく

第3話:中国へ留学。

イトゥ
DコレのCEO

イトゥ

39歳/176cm/65kg
機能性を取り入れたアーバンアウトドアスタイルが好き。趣味はキャンプ、DIY。年齢に負けるかと最近筋トレ&マラソンを始めた。
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