【バイヤーマガジン】メーカー仕入れってなんだ?にお応えします!仕入れチラ見せもあるよ

Dコレバイヤーのタカシです。

今日は業界の人っぽく(業界の人ですよ)メーカー仕入れについて語ってみようと思います。

少しの豆知識にでもしていただけたら嬉しいです。

最後にごくごく一部で申し訳ないのですが、秋冬や来年の春に向けた仕入れの様子をチラ見せしちゃいますよ。

メーカー仕入れってなに?

Dコレにはプライベートブランドである「Dcollection」のアイテムと、メーカーブランドのアイテムがあります。

「Dcollection」のアイテムは、私たちバイヤー陣が企画から生地選び、生産数量やコストまでを決めて作ります。

製造業界でよくOEM(Original Equipment Manufacturer)と言われるやつですね。

メーカーブランドとは、アパレルメーカー独自のブランドで企画などのすべてはメーカーが独自に行い作ります。

それを私たち小売りのお店が仕入れて販売する、というわけですね。

商品ページの冒頭に下の画像が設置されているものがプライベートブランドです。

 

メーカブランドには、商品スペック下部のところにそう記載されています。

こうしたメーカーブランドを取り扱うのは、よく聞く『セレクトショップ』ということになります。

中にはメーカーブランドで仕入れたもをロゴネーム(首の後ろのやつ)と下げ札(値段とか書いてるタグ)をプライベートブランドに付け替えて、プライベートブランドとして売っているところもあります。

勘違いしないで欲しいのは、それは悪いことではないこと。

ブランドの目利きバイヤーがしっかり厳選したものをセレクトし、「これはプライベートブランドとして提案したい」という考えがあるからですね。

メーカー仕入れのメリット3つ

次に、メーカー仕入れのメリットを解説しましょう。

1.チャレンジ枠の商品を投入できる

2.作れないアイテムを調達できる

3.ナショナルブランド、ライセンスブランドを取り扱える

1.チャレンジ枠の商品を投入できる

アパレルにはトレンドがあります。

そのトレンドの波が成長期に入り安定していくのか、導入期の段階で衰退期に落ちてしまうのかを百発百中で予測するのは不可能です。

トレンドに乗るか乗らないかはまさしく掛けみたいなもので、確度が低いアイテムを無理な生産ロットをクリアしてまで投入するにはリスクが付きまといます。

そういった時にメーカー仕入れを使えば、まずスモールスタートとしてテスト的に投入してみることが可能なわけです。

先日新作で登場したグルカサンダルなんかはまさしくそれになりますね。


グルカサンダル 6,990円

2.作れないアイテムを調達できる

いくら作りたくてもいろんな理由で作れないアイテムってやっぱりあるんですよね。

コストが高い、ミニマムロットが多かったりでどうしても手が出せないやつはメーカー仕入れで対応します。

あと、カラー展開でもプライベートブランドでは出せないようなカラーを調達できるので、面白そうな色があった時は嬉しくなりますね。

逆に作るほどでもないが展開すべきアイテムがある時もとても重宝します。主力級ではない定番アイテムなんかが当てはまります。

3.ナショナルブランド、ライセンスブランドを取り扱える

ナショナルブランドとは、メーカーが独自にプロモーションをかけて販売ルートを広げ、全国や世界に展開しているブランドのことです。
例えば ナイキ、アディダス、CASIO など

ライセンスブランドとは、大元ブランド企業と「お金くれたら君らのとこで作って販売する権利あげるよ」という契約して展開するブランドです。
例えば ノースフェイス、コンバース、カンゴール など

こういったブランドを取り扱うことでお店の信頼性や知名度が上がり拍が付きます。

とはいえ、取り扱いたいからといって誰でも取り扱える代物ではありません!

厳正な​審査、途方もない年間契約料や販売ノルマの条件をクリアしてやっと取り扱えるのです…

Dコレもいろいろ取り扱いあるんですよー

ぜひチェックしてみてください♪

メーカー仕入れチラ見せ

さて、ここからは2021秋冬と2022春の仕入れの様子をちょっとだけですがお送りします。

販売できるかはまだ確定ではないのでその辺はご承知おきください。

2021秋冬


画像じゃ全然わからんけどワッフル素材のロング丈Tです。
モックネック仕様がDコレのロング丈とは一味違いますね。単品で着ても大人っぽくてサマになる。


アウター羽織ってみるととってもいい感じ。笑顔もいい。
大人っぽいアウターにピッタリですねー。
ほーちゃんとヒナマルがK-POPアイドルみたいですと褒めて?くれました。


アウドアにも使えそうなミリタリー感のある多収納アウターです。
パンツとシューズをキレイめにして、モノトーンに合わせるこで落ち着いた印象にまとまりますね。
ほーちゃんとヒナマルはこの色がお気に入りのようでした。


他の色展開もベーシックでいい。こういったギミック満載のアウターに惹かれてしまうのが男の性ってやつです。


機能系の中綿を使ったキルティングがポイントのアウター。
フード裏がボアで暖かそうでした。色もいい。


秋冬に使えるボーダーないかなーと探していらいいのありました!僕が着ているグレージュがめちゃいい色!
ほーちゃんとヒナマルも気にいってくれてました。
後ろで隠れてるけどガッツリ入ってるのは押し売り感の強いメーカー担当の方。


ややモックネックでサイドポケットが今っぽいトップス。
画像のようにゆったり着てテーパードパンツで締めれば、大人のリラクシングスタイル完成です。
おわかりいただけただろうか…背後でメーカー担当の方がしっかり営業している…

2021春


春にもやって人気だったワンポイントシャツのデニムシャツが登場!
画像はLサイズなのでオーバーサイズな着こなしですね。久々にデニムシャツやろうと思いますー。


程よい厚みがあって落ち感のあるキレイめカーデ。今カーディガン人気が上昇中ですからね!
ワンボタンでモードな雰囲気が大人コーデにもマッチしそう。


ほーちゃんとヒナマルはこのアイボリーがお気に入りの様子でした。爽やか好印象がアップしますね。

 

以上、メーカー仕入れチラ見せでした!プライベートブランドはもちろんですがこっちもお楽しみに!

ちなみに僕がやってるペンギンポーズは、あとから見返した時にシルエットなど全体感がわかりやすいように僕があみ出したマネキンポーズ。

ほーちゃんとヒナマルは最初は笑ってくれていましたが、もう見飽きたのか真顔でシャッターを押す塩対応っぷりですw

タカシ
記事監修 タカシ
シンプルでコーディネートに取り入れやすいものを中心に、10年以上洋服を仕入れ続けているメンズファッション(Dcollection)バイヤーのタカシ。2019年には「正解の服、教えてもらいました。」を監修するなど、活躍の幅を広げている。

\ あなたの声がライターを救う! /

Dコレクションで掲載しているライターを応援しませんか?

読んで楽しかったコラムや、好きなライターのことなど、どんなメッセージもライターの力になります!

もちろん、読んでみたいコラムなどのご意見も募集しております!

 

 

 

   
DCOLLECTION (ディーコレクション)
   
※会員数34万人のメンズファッション通販サイト(※2024/2/15時点)

AI似合う服診断®ができるアプリ」は※40万DL突破(※2024/2/15時点)!

30代、40代男性を中心にファッションの悩みを解決!相談実績3万件以上のメンズ通販サイトです!

詳しくはコチラ

\ オシャレになれるDコレサービス /