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キレイめ担当服や色合わせの次は、しっかり「カタチ」を整えることの重要さをお話しします。
清潔感のある服や色を使っても、全体の印象をつくる「カタチ」が崩れていては意味がありません。
服を着た時の全身のカタチを「シルエット」と呼びます。服選びや組み合わせに気を取られて、実はこの大切なシルエットづくりを怠っている人が多いのです。
左:体に合っていないサイズ感 / 右:整って見えるサイズ感
例えば同じ中身のペットボトルが2本並んでいたとします。片方は新品同様、もう片方は凹んでいる。どちらの印象が良いかは言うまでもありませんね。
それくらいカタチから受ける影響は大きいということです。
服を選び、清潔感のあるシルエットをつくるところまでやって初めて「着こなし」と言えます。
そのためには、お手本にするべきたった2つのシルエットを覚えるだけでよいのです。
アルファベットの「I(アイ)」のように、凸凹のないスラリとした見た目に仕上げるシルエットです。
腰くらいまでの普通の着丈の服に、細身などのダボダボしないパンツを合わせてつくります。
無駄がないスマートな印象は、清潔感だけでなく信頼感も与えます。
体に合ったサイズ感のシャツと、裾を丁寧に折り返したムダのないパンツでキレイなシルエットに。これなら縦に長くスマートに見せられます。
アルファベットの「Y」のように、太い部分と細い部分の差がはっきり出て、メリハリのある整った仕上がりのシルエットです。
腰より下の着丈の長い服に、細身のパンツを合わせてつくります。
上半身がすっぽり隠れるような服を使うので、ガッチリ体型の方や、ポッコリお腹が気になる方の体型カバーにも役立つシルエットです。
上半身は長い丈のコート、下半身は細身のパンツで面積の大きい・小さいをはっきりさせています。
実はシルエットづくりは袖や裾も関係してくる繊細な作業。
いくらシルエットに適した服を着ていても、袖や裾がもたついていては清潔感が損なわれてしまうからです。
また丁寧に折り返すこと(ロールアップと言います)で、綺麗な見た目のまま長さを調整することができます。
このような足首に向かって細くなるデザインのパンツは、Iライン・Yラインシルエット作りに最適。
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