コーチジャケットの売れ行きから読み取る今後の仕入れ事情
先日MA-1が未だに売れ続けているのとその理由について書きました。
流石に全盛期よりは少し落ち着いたものの、定番として位置付けられたMA-1は今後も一定数は安定して売れ続けることでしょう。
MA-1の話はさて置き、今日はコーチジャケットに関する話題です。
今年はMA-1に代わりコーチジャケットの人気が台頭しています。
2016年の秋からチラホラで始め、2017年春には本格的に流行アイテムとして名乗りを上げました。
今秋には大流行アイテムとなっています。
よくマーケティングリサーチで使われる下の図で見てみましょう。
イノベーター(極一部の新しいものを進んで採用する人)
↓
アーリーアダプター(流行に敏感で他の消費層への影響力が大きい人)
トレンド
↓
アーリーマジョリティ(平均より早くに新しいものを取り入れる慎重派な人)
流行り始めた!
↓
レイトマジョリティ(周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする人)
流行!
↓
ラガード(最も保守的で流行や世の中の動きに関心が薄い人)
定番
この図をコーチジャケットに当てはめると
・2016年秋【トレンド】アーリーアダプター向けに売れた
・2017年春 【流行り始めた】アーリーマジョリティ向けに売れた
・2017年秋【流行】 レイトマジョリティ向けに売れている
という市場の動きになりますね。
実はDコレでも2017年春にコーチジャケットを展開していたのですが、その時は鳴かず飛ばずという結果に。
しかし秋になってフタを開けてみればどうでしょう?
MA-1を凌ぐほどのめちゃめちゃ人気商品になってるじゃないですか!!!
人気のコーチジャケットについて詳しく語り尽くした記事はコチラ↓
店舗によって売れだすタイミングが違う
アパレル店舗には顧客によりそれぞれ売れ出すタイミングというものがあります。
Dコレの場合、コーチジャケットが売れ出したタイミングを見ると『レイトマジョリティ』の顧客層が多いということになりますね。
なので『アーリーマジョリティ』向けに売れていた春の段階ではまだ時機が早過ぎたということになります。
ここがアパレルの難しいところでもあり、面白いところ。
むやみやたらと次なるトレンド商品を投入しまくればいいというわけではないのです。
市場の流れや顧客のポジションを考慮し、いつ投入するべきか判断するのはバイヤーの重要な役目です。
人間だもの、予想を豪快に外す時もあります
まぁ、綿密に予想を立てたもののどんなに優秀なバイヤーでも外す時は豪快に外しちゃうんですけどね。
私も豪快に外した商品があります…
あまり見て欲しくないですが、興味があれば下の記事をご覧ください。
リスクを冒さず保守的な商品展開すればいいのか?
予想を外してしまうことは会社にとって無論不利益なことです…
しかし!だからと言ってDコレは保守的な商品展開をしていくわけではありませんよ。
お客様の中にも『アーリーマジョリティ』はいらっしゃるわけで、
その方たちの期待に応えるべく今後もトレンディなアイテムや着こなしなど可能な限り攻める提案して参ります!
むしろ『レイトマジョリティ』から『アーリーマジョリティ』にステップアップして頂けるようにフォローが出来たらなと。
ファッションを楽しみ、今以上に興味を持ってくれるようになって頂けたら嬉しいですね!
Dコレで「攻めてるなぁ」と感じるアイテムを見かけた時はこんな思いが込められているのだと思い返してみてください♪
最後に今売れてるコーチジャケットをご覧ください
撥水ツイル地コーチジャケット 5,980円
ファッションで着るコーチジャケットはジャンパーの様なテカテカ素材は禁物。
これはツイル地の程よい艶がちょうどイイ。しかも撥水加工!
サイズ展開も豊富で既に品薄気味ななのでお早めに!
TR素材コーチジャケット 5,980円
もう少し大人っぽく着こなしたいならスーツ地をチョイスしましょう。
撥水等の機能性は無いけどキレイめに合わせやすい!
人気色はやはりブラックです。メーカーさんのありったけの在庫頂きました(ΦωΦ)
【毎月3,980円でオシャレになれる】 【私達の”思い”】 【WEARやってます】 【バイヤーマガジン】 |