
色々な素材のシャツを使いこなそう

トップスのドレスアップアイテムと言えばシャツです。
同じシャツでも生地の違いによりドレスアップ効果が変わってくることはご存知でしょうか?
今日は定番でもある3つの生地のシャツをご紹介します。
最もベーシックなブロードシャツ
出典:UNIQLO
シャツと言えばまずこれです。
ワイシャツやカッターシャツなんて呼ばれたりもしているのでしょうか。
ドレスシャツやブロードシャツと呼ばれるのが一般的です。
ブロードと呼ばれる織り方で表面に艶があるのが特徴で、最もドレスアップ出来るシャツと言えます。
ビジネススーツに合わせるのは普通これです。
シワがつきやすいですが、最近は「イージーケア加工」というシワになりにくい加工が施されているものが多いです。
ややカジュアルなオックスフォードシャツ
出典:UNIQLO
ブロードシャツ程キレイめにしたくない、もう少しドレスダウンしたい、というのであればオックスフォードシャツがオススメです。
オックスという織り方をされた生地で作られており、表面に白が混ざった淡い色になります。
ブロードに比べ生地が厚く、しっかりとした肌触りでカジュアルな印象が強くなります。
シワは元々出来にくいですが、多少のシワならオックスフォードシャツの”味”とも言えます。
手入れもラクなので最初はオックスシャツから揃えてみるといいでしょう。
シワはデザインとして考える綿麻シャツ
主に夏を主戦場とする綿麻シャツはカジュアルな印象が強めです。
夏の時季になると各ブランドから出てくるのが綿と麻で織られた”綿麻素材”のシャツです。
”リネンシャツ”とも呼ばれていますよね。
麻なので手触りはサラサラ、カサカサした感じ。
通気性が抜群によく涼しいですが、そのぶん耐久性に欠けるのが難点です。
そしてシワになりやすい。
しかし、綿麻シャツの場合はこのシワこそデザインの一部として考えます。

この様に新品の状態でもある程度のシワが出来ている状態です。
綿麻シャツは特有のシワを活かしつつ、暑い季節にカジュアルな印象で着こなすのがポイント。
だからリゾート系のリラックススタイルにはピッタリなんですね。

一枚で着るのも良し、Tシャツの上からサラッと羽織るのも良しです。
ひとつだけ注意したいのが、綿麻素材の特にホワイトは透けやすいので1枚での着用は避けましょう。
ドライ素材インナーの同時着用がオススメです。
素材によってドレスアップの度合いは異なります。
特徴を活かして上手くコーディネートに組み込んでいきましょう。
オックスと綿麻シャツは多少のシワが”味”になると書きましたが、度が過ぎるシワは不清潔・不快感以外の何物でもないのでご注意を…
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