ユニクロ・GUが導入した無人レジで活用されてるRFIDってなんだ?

Dcollectionバイヤー兼モデルのタカシです。僕たちはオシャレの教科書®をもとに皆さまの悩みを解決し、オシャレになるお手伝いをしています。

ユニクロ・GUの無人レジの秘密を探ってみた

IT化が進み、世の中の仕事は人に代わってAIやロボットが行う事例が増えてきています。

身近な例として挙げやすいのが無人レジではないでしょうか。

コンビニでもテスト導入が始まっており、ようやく日本でも普及し始めてきたというところ。

そんな中、国内で最も無人レジを普及させ、さらに最新技術を活用しているのがご存知ユニクロ・GU(ファーストリテイリング社)です。
(GUで先にテスト導入され、後にユニクロへの導入が始まりました)

既に利用したことのある方も多いと思いますが、とても簡単でスピーディですよね!

レジの下に買い物カゴごとがさっと入れて、ピッとボタンを押すだけで集計してくれるんですから。

スーパーとかTU〇AYAにある無人レジだと自分でバーコードを読み取らなければならないのでいまいちスピーディさに欠けます。

ユニクロ・GUの無人レジはバーコードを読み取らずに、カゴにぐちゃぐちゃに入れられた商品をどうやって読み取っているのか?

今日はその秘密を探ってみましょう。

 

こんなところに発信元が!

商品の読み取りがバーコードでないのなら、何らかの信号を受信して読み取っているのは明らかです。

商品本体のどこかにチップが埋め込まれているのか? 肌に直接触れる衣服なのでそれはないですよね。

であればやはりタグ(下げ札)に秘密があるとしか言えません。

ユニクロのタグを観察してみよう。

 

見たところいたって普通。どこにでも採用されてようなタグです。

こちらのタグは先日の木曜連載ネタでライターのヨウが購入したものを頂戴しました。

この夏毎日はきたくて仕方がない!ユニクロUのスポーツサンダルまじ最高

2018.07.05

(ちなみにこの連載を見て私も即購入を決意し、webでポチりました。
サイズはLサイズを購入。小さめというアドバイスがあったのでとても参考になりました!さすがユニクロマスター ヨウです。)

 

さて、厚みもいたって普通です。

一体どこに信号を発信するものがあるのかというと。。

居ました!タグの中に何か回路の様なものが仕込まれています!

明るい所で透かしてみるとしっかりと確認できます。

タグを割いて中身を取り出してみると。

銀色の回路のようなものが露わになりました。

シールのように貼られていて、薄くグニャグニャ曲げても折れるというようなことはありません。

これが信号を発信する元となっているんです。

 

RFIDタグってなんだ?

バーコードの代わりを担っている回路のようなものの正体は”RFID”(radio frequency identifier)と呼ばれるもの。

IDチップと小型アンテナが一体化されており、この中にバーコードと同じく様々なデータを書き込むことができます。

例えば、販売価格、品番、カラー、サイズ、製品ナンバー、製品ロット、などなど。

最もメインとされる機能は無線電波を利用し、書き込まれたデーターを離れたところから一括で瞬時に読み取ることが可能ということ。

これにより無人レジ機能はもちろん、在庫管理や棚卸での手間を大きく省くことが可能です。

あと、工場出荷から店舗までの区間の物流管理も抜群にし易くなります。

これぞまさしくモノがネットと繋がる”Iot”(Internet of Things)ですね!

 

RFIDタグが一気に流通したワケ

便利な機能しかないと思われるRFIDですが、気になるのはコストです。

コスト的には印字するだけのバーコードの方が遥かに安い!

製品ひとつ一つのタグに組み込まれるわけですから、いくら手間が省けるとはいえ導入しようにも遥かに高いコスト感がボトルネックとなります。

導入された当初のRFIDタグの単価は100円ぐらいだと聞いたことがあります。

が、その市場価格を打ち破ってくれたのがユニクロ・GUなのです!

膨大な量を流通させるユニクロ・GUがRFIDタグを導入することで、大量生産が可能となり単価がググっと下がります。

さらにそこに技術の進歩も加わった結果、現在の単価はなんと10円ほど!

これにより他の日本の企業でもRFIDの導入が一気に加速したそうです。

さすが、世界で3位のアパレルメーカーは市場を動かす力を持っていますね。

 

RFIDタグの弱点

便利な機能しかないと思われるRFIDですが、ただ一つ弱点があります。

私はまだGUの無人レジしか使用したことないのですが、「必ずハンガーを外してください」と言われませんか?

実はRFIDは金属との相性が悪く、金属と接地していると無線電波が上手く飛ばないことがあるそうです。

ハンガーは大体金属でできているので「必ずハンガーを外してください」としつこく言われるわけですね。

棚卸の際も棚が金属だった場合、RFIDタグが接地していないか気を付けなければなりません。

今後の技術の進歩でこの辺の精度も解消されていくでしょう。

 

今後ますます拡大するRFID

RFIDが普及していけば無人レジもどんどん増えていきます。

コンビニやドラッグストアの無人レジ化もそう遠くはないでしょう。

先日アパレル副資材の老舗メーカーである株式会社ナクシスさんと商談する機会を頂きました。

ユニクロ・GUのタグ(下げ札)も生産している業界でも有名な企業です。

RFIDについてアツくご教示頂きありがとうございました。

 

 


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