どうしても売れなかった服の末路
今のアパレル市場は需要よりも供給が多過ぎるという、圧倒的な供給過多の状態です。
理由として安く作るために大量のロットが必要であったり、見込みの数量が多過ぎたり、流行り廃りのペースが早過ぎたり などです。
どのアパレルメーカーやブランドも決して余らせるつもりで作っているわけではありません。たぶん…
中には「余ったら処分すればいい」という安易な考えの悪徳ブランドもあるかもしれませんが。
納期がたった1週間遅れただけで、何万枚という量を売りもせず全量返品を喰らわす大手アパレルブランドもあるそうです。
いくら大手とは言え無茶し過ぎでしょう…
流行り廃りが激しい状況だとしても少しは売ろうとする努力をして欲しいものです。不良品だったらまだ分かりますがね。
そして残ってしまった服は焼却処分という末路を辿ります…
バッタ屋さんという買取業者が引き取る場合も
バッタ屋さんという売れ残り商品を買取る専門業者が存在します。
もちろん単価は叩かれまくりますが、処分するより少しでも現金に換えれるのであれば全然OKでしょう。
近年このバッタ屋さんが取り扱う量は激増しているそうですよ。
傍から見るとバッタ屋さんは良い印象は持たれませんが、社会の「必要悪」とされています。
平気で全量返品を喰らわす大手アパレルブランドに比べると全く”悪”ではないし、立派な社会貢献だと思いません?私は思います。
ブランドイメージを守ることも大事でしょうが、社会や環境の”悪に”ならないように努めて欲しいものです!
これからの時代こうした企業背景もとりだたされることが多くなっていきそうです。
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