アパレルの裏方である商社とメーカーの役割とは?

アパレル商社とアパレルメーカーの役割ってどう違うの?

アパレルの生産背景にはメーカー、商社、縫製工場など様々な企業が絡んでいます。

今日は少々業界的な内容となりますが、メーカーと商社って具体的に何が違うのか簡単にですが解説します。

アパレルの生産プロセス

ますアパレル業界の生産プロセスについて解説しておきましょう。

図解にするとこんな感じ。

商社が海外商社や縫製工場との仲介役を担っています。

ちなみに赤矢印は商社と小売りが直接ビジネスを行ってモノ作りを行うケースです。

これメーカーからするとかなり嫌がられて業界ではタブーとされてきたんですよね。

アパレル商社も生き残るためになりふり構っていられないという時代です。

ちなみに、Dcollectionではなんと業界大手の商社側からオファーを頂き直接ビジネスを行っているんですよ。(こうしたケースはまだ少ないです)

商社とメーカーの役割

商社の本業は独自に開発したり仕入れた生地や素材を提案し、提案されたメーカーやブランドは「この生地を使ってこのジャケットとこのパンツを何着作ろう」と決めて商社に発注します。

商社はその受注を縫製工場で生産し、物流(貿易)の手配をしてメーカーやブランドに納品する。

簡単に言うと、
商社は資材の調達・生産・物流というモノを動かすのが本業。
メーカーやブランドは商品企画・デザインなどモノを生み出すのが本業。

だからそれぞれの展示会の内容も主旨が異なります。

・商社の展示会 ⇒ 生地や素材の提案
・メーカーの展示会 ⇒ アイテムの提案

以上が商社とメーカーの役割の主な違いです。

最近では商社がメーカーの動きをしたり、メーカーが商社の動きをしたりと従来の商習慣から抜け出すところも。

今後ますます競争が激しくなっていきそうですね。

 

商社の展示会はこんな感じ

先日商社の展示会に行ってきたのでその様子を少しだけ紹介します。(写真掲載の許可は得ております)

これは2019年のトレンドイメージですね。こんな色、柄、生地が注目ですよーっていうブース。
チェック柄やバティック柄が多く、色は黄色系やベージュがトレンドみたいですね。

超大手商社の展示会ともなるとお金の掛け方が違う!見てくださいこのオシャレ過ぎる雰囲気。
ラックにかかっているのは沢山の種類の提案生地ですね。

こちらはイングランド産ウール生地の提案ブース。
この状態から「この生地でコートを作ろう、スラックスパンツを作ろう」と構想を練っていくわけです。
企画力がないとバイヤーは成り立たないのです!

こちらは世界一のアパレル企業であるZA〇Aが採用しているワンダーシェイプという素材の提案ブース。
この素材…!? Dcollectionの黒スキニーで応用できないかと閃きまして、早速調査依頼しました。

新開発された素材やトレンドの生地を沢山見ることが出来ました。服好きにはたまらんでしょう(ΦωΦ)

こうした業界の裏側をまたお伝えしていければと思います。

 

 


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