【Dcollectionの開店秘話】第4話:中国留学で得たもの。帰国して起業。

イトゥです。

このコラムではDcollection創業までのストーリーを書いています。

第1話:「自分が今、何にでもなれるとしたら何になりたいか」から始まった

第2話:夢への小さな1歩。全教科20点から始まった大学受験第

3話:中国へ留学。

言葉を覚えるまで

前回は何か起業のヒントを掴もうと中国留学を決めた話しをしました。

今日は中国で体験したこと得たことを書きます。

中国に留学してまず驚いたのが、皆が優しく受け入れてくれたということでした。

当時はまだ「反日感情があるから~」みたいなことを留学前に心配していたのですが、全くそんなことはなかった。

筆談とカタコトの英語でしたが、一生懸命理解してくれようとするんです。

それが本当に嬉しかったですね。一気に中国が大好きになった。

言葉が通じない状況で感じたことは、コミュニケーションて実は言葉はそんなに重要じゃなくて、表情とか身振り手振りで伝わるんだなと実感しました。

それから友達も増えていき、中国語もどんどん覚えていきました。

外国語を覚えるならとにかく会話しなさいっていいますが、それって本当です。教科書に載ってる言葉と、皆が使っている言葉ってちょっと違うんですよ。

生きた外国語を学ぶなら会話が1番です。

中国で得たもの

中国の生活に慣れてきたころ、

そんな中で、とっても重要なことに気がつきます。

中国の大学生は全員、校内にある寮に住んでいて美容院や食堂、売店など大学内で生活が出来るようになっています。

そんな環境だからなのか夜になっても教室や図書館で勉強している生徒が結構いるんですよ。

それで「何をしてるの?」と聞くと「俺は将来、自分で起業したいから勉強してるんだ」「将来、〇〇になりたいから勉強してるんだ」という声が返ってきました。

それを聞いて自分は負けた気がしました。

「俺は教えてもらう与えてもらうことがいつのまにか前提になっていて、自分で行動してないじゃないか。甘えていたんじゃないか」

これがキッカケで意識が変わりました。

それ以来、中国の友人と一緒に物を仕入れてヤフオクで売ってみたり。

福井商工会議所の上海支社を訪ねて、中国に進出してきてる日本企業を見学したり。

洋服の仕入れ街を教えてもらったり、縫製工場の社長さんを紹介してもらったり。

とにかく行動を意識するようになりました。

1年間の留学生活で得た1番大きなものは「自分で行動すること」の大切さ。起業して15年が経ちますがこれは今でも1番大切なことだと思っています。

帰国

大学3年生になると同時に日本に帰国してヤフオクで服を売るということを本格的に始めます。

やりながら仕入れ、損益計算、キャッシュフロー、お客さまとのやり取りを実体験で学んでいきました。社長になる方法を学ぶにはこれが1番早い。

そんなこんなでやっていると「伊藤くん、このままだと脱税になるよ」と言われます。

「どういうこと?」といろいろ調べていくと、どうやら個人事業主として登記して確定申告?というのをやらないといけない。

個人事業主になるには法務局へ行って登録すればいいということが分かりました。

で法務局へ行って窓口で相談したら紙を渡されて、記入して完了です。これで晴れて個人事業主。

社長になろうと決めてから3年後の2006年6月、従業員は自分1人だけど社長になれたわけです。

今思い返してみると社長になるのって紙1枚で出来るんですよね。履歴書書いて受けるアルバイトの面接より簡単だった。

もちろん確定申告も自分で勉強してやりました。人間為せば成るもんです。

そんな感じでアルバイトを雇い、初の社員であるバイヤータカシが入社して1年ほどはヤフオクで業績を伸ばしていきました。

そして4年生の夏、ある企業にインターンシップをします。

つづく

第5話:ヤフオクからショッピングモールへの転身

イトゥ
DコレのCEO

イトゥ

39歳/176cm/65kg
機能性を取り入れたアーバンアウトドアスタイルが好き。趣味はキャンプ、DIY。年齢に負けるかと最近筋トレ&マラソンを始めた。
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